読書感想文(高学歴でも失敗する人、学歴なしでも成功する人 勝間 和代)

ふらっとBOOKOFFに行ったら、50円で売っていたので以下の本を買って読んでみました。
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まさに、自己啓発。
今回僕が、共感したのは以下の部分。
普段からさまざまな本を読んだり、多様な人と話したり、いろいろなところに行ってみて、五感で見聞きしたりする必要がある理由は、頭の中に、五感で得たものを理解するための素材がないと、新しい情報の処理ができないからです。完全に、そのものを知っている必要はないのですが、そのものが何なのかが分かるためのヒントがないといけない、ということです。そして、このヒントとなる素材は、自分が仕入れない限り、コンピューターとは違って、誰も頭の中には入れてくれません。
「色々な経験をすることが大事だよ」と昔から耳にタコができる程聞いてきました。
これは感覚的に何となく納得できますが、今回スッキリと理解できました。
経験がないと、物を考えられないんです。
例えば、僕が資産を増やすことができた理由の1つに、投資に出会ったことがあります。
投資に出会ったのは、社会人2年目の24歳の時。
「お金を貯めるための方法」的な本の中に、申し訳程度に投資信託のことが書いていったことがきっかけです。
大学時代は小泉内閣の規制緩和の影響で日経平均が大幅に上がったり、ホリエモンの影響等で、株に注目が集まっていた記憶があります。
しかし、僕の耳には右から左。
完全にスルーでした。
これは、株というものに触れたことがなく、新しい情報の処理が脳内でできなかったからでしょう。
しかし、上記のきっかけで資産運用を知って、多くの情報が入ってくるようになりました。
その結果、資産を増やし、セミリタイアも考えることができた。
ダメダメな自分から少し解放されたような気がした。
もし、あの本を読んでなかったら・・・・
投資に出会うことなく、ただただ定期預金だけをしていたかもしれません。
ダメな自分を否定し続け、もっと辛いサラリーマン人生を送っていたことでしょう。
やっぱり、何かのきっかけで経験して、考えるための素材を作っていかないと人生損します。
無から有を生み出すことはできません。
何もしなければ、ひたすら無の状態。
だから、経験によって有を作っていかないといけません。
もちろん、節約の姿勢はこれからも変えません。
「自己投資にガンガンお金を使いましょう」なんて言えません。
でも、新たな経験をすることを重視する。
この考えは意識したいと思います。
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