地震で改めて意識したお金の留意点

先週の木曜日から、九州地方で大きな地震が頻発しています。
僕の住んでいる地域でも、金曜日から土曜日の深夜にそれなりの揺れを観測しました。
幸い、直接的な被害はありませんでした。
ただ、職場でトラブルが起きて休日出勤したり、観戦予定だったサッカーが中止になったり、ブログ読者の方と会う予定だったのが中止になったり、それなりに影響はありました。
よく言われることですが、こんな時は安易な自粛モードにはならないほうがいい。
寄付等それぞれができる範囲のことをした上で、普通に仕事をして消費をして過ごすべき。
僕は、貯まっていた2744Tポイントを寄付しました。
あとは、まあ普通に仕事をして、ブログでも書いていこうと思います。
今回は、地震で改めて気づかされたお金の留意点について、書いていきます。
僕は、災害が起こった際に多くの人は非常にリスクの高いを生活をしていると感じます。
例えば、地元の企業に勤めて、車を買って、家を買って、そのローンを払い続けながら生活している人は多いでしょう。
従来からの一般的な生活スタイルで、今なお多くの人が目標とする生活でもあります。
最近は、マイナス金利導入で住宅ローンも安く借りられるし、住宅ローン減税等もあり、注目が集まっているのかもしれません。
ただ、そうやって生活していたところに、地震のような災害が起きたら?
職場というフロー、家というストックを一気に失ってしまう。
そうすれば、避難所生活や仮設住宅生活をするしかありません。
やはり、資産の流動性と分散、そして収入の複線化が重要と感じます。
従来のモデルのような一極集中型の生活も、上手くいっていれば何の問題もありません。
幸せな生活を送ることができるでしょう。
でも、それなりにリスクの高い生活をしていると意識しておく必要はある。
家を買って住宅ローンを抱えていると、流動性リスクを背負い、また分散もされていません。
今回の災害等で、家がダメになったら?
各種保険等で、補てんされるとしても、手続き等でそれなりの手間と時間がかかるでしょう。
新たな地域で、新たな生活を始めるのは、賃貸に住んでいたり、資産を分散させている人に比べれば、難易度が高い。
また、収入の複線化も大事。
多くの人が、収入のほぼすべてを会社からの給与に依存しているはず。
1つの会社で長年勤めていると、どうしても社内スキルだけが身についてきます。
この仕事を進めるには、○○部の□□さんに便宜を図ってみたいな。
その会社で仕事を進めていくにおいては非常に充当なスキルかもしれませんが、他では通用しない。
そんな時に、災害が起きて会社が機能しなくなったら?
リストラ等でも同じことが言えます。
再就職するにしても、社内スキルだけでは新たな会社に順応するのは難しい。
また、失業保険以外に収入がないことも不安でしょう。
やはり、給与以外にも少しでも収入を得られる手段を探って、自分の力で稼ぐことも意識しておかないといけません。
地震などの災害に限らず、現在は非常に変化の激しい世の中。
生活を固定化することは、リスクの高い生活だと認識するべきです。
資産の流動性と分散、そして収入の複線化。
そんな身軽な生活が低リスクであり、個人でもできる災害対策ではないでしょうか?
幸いにも、日常を送れる環境にある僕だからこそ、この機会に今一度重要性を伝えたいと思います。
長い人生、一生に一度くらい大きな困難が訪れることは十分にありえるので。
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