中年サラリーマンはドMに違いない

先日、夜の9時くらいまで仕事をして、帰りの電車に乗っていました。
だるい中で周囲を見回すと、40~50代くらいの中年サラリーマンが多く乗っています。
僕は彼らを見て、改めて思いました。
一体何が楽しいんだろう?
仕事量が多く夜9時まで残業。
中間管理職で板挟み。
通勤はむさ苦しい電車の中でスーツ。
少ないお小遣い。
35年の住宅ローン、劣化した妻、子どもの莫大な教育費。
まあこんな人ばかりじゃないでしょうが、辛い仕事と自由のない人生で、本当に何が楽しいのかと思います。
職場にも同じようなオッサンは結構います。
確かに、中年サラリーマンも不満が多くあるでしょう。
それでも、自分のため、家族のために何とかやり過ごしているのかもしれません。
しかし、嫌なことってそんなに継続できるのでしょうか?
そこまで嫌なら、何十年もサラリーマンなんかできないはず。
でも、あの人達を見ていても、そんなに生き生きしているようには見えません。
ここで僕は、1つの仮説を立てました。
中年サラリーマンは辛い、でもその辛いことが心地よいドMなのではないか?
女性にお尻を蹴られたら、間違いなく痛い。
でも、その痛さにぞくぞくしていまう。
この気持ちは、僕も分かります。
サラリーマンも辛い仕事に耐え、劣化した妻や生意気な子どものために稼ぐことには辛さを感じる。
自分の思い通りにいかずに、周りに支配されている状態。
でも、そんな支配されていることにある種の快感を覚えているのかもしれません。
こう考えると、愚痴を言いながらも、何十年もサラリーマンを続けてこられる中年サラリーマンにも納得できます。
辛さこそが実は快感。
本当は仕事が好きで好きでたまらない説もありますが、僕的にはドM説のほうが、しっくりきます。
ただ、僕とは鳥類と哺乳類ぐらい違い生物だと感じました。
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