サラリーマンにとって一番大事なのは居座り力

現代は、非常に厳しい雇用環境だと言われます。
昔のように、深く考えずに会社の言うことだけをやっていればいい時代は終わった。
大企業だって簡単に潰れるから、社内だけで使える能力ではなく、本当の実力を。
経済のグローバル化で、英語が使えるのは当然。
人口知能にとって代わられないように、考える力を伸ばすことが重要。
以上は、デキる人たちがよく言っているようなアドバイス。
僕は、これを聞いていつも違和感を感じます。
ほんまにそうか?
確かに、同世代で年収1,000万円を稼ぎ出すようなスーパープレイヤーは、グローバル化とか人口知能とか本気で考える必要があるかもしれません。
しかし、その他大勢の人たちにとって、大事なのはそこじゃないだろ!って思います。
大部分の会社は潰れないし、英語なんて必要ないし、人工知能もまだ大したことはできません。
では、大部分の人にとって、生活を守るために必要なことは?
僕は、居座り力だと思っています。
特に、平均以下の人にとっては。
実際に、失業して苦しんでいる人達って、自己都合退職がほとんど。
会社が潰れてとか、リストラとかごくごく一部でしょう。
色々と事情はあると思いますが、結局は仕事が耐えられなくて自分で辞めているのです。
もちろん、本当に辛いは逃げることも有効な選択肢。
職業選択の自由は保証されているので、ブラック企業に心も体もボロボロにされるのなんてバカらしい。
ただ、新卒で入った会社を辞めても、大抵の場合、仕事はきつくなるけど、給与は減る場合が多いでしょう。
職業選択の自由はあるけど、その自由を行使して損をするのは自分自身であることが多いのです。
多くの人は、グローバル化とか難しいことを考える必要はありません。
深く考えずに、上司の言われたことだけ、最低限やっていれば十分。
それもできない場合でも、迷惑をかけてでも、休職してでもいいから居座る。
とにかく居座る。
ただ、ずっとダメサラリーマンの場合、ずっと居座り続けるのは辛すぎます。
居座りながら、資産形成をして、セミリタイアのタイミングを虎視眈々と狙っていけばいいと思います。
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