札幌の夏のリアル

7月上旬は肌寒い日が多く、長袖で過ごしていましたが、ようやく札幌にも短い夏がやってきました!
本州は、連日の猛暑日。
最高気温30度、最低気温20度の札幌を、さぞ羨ましく思っておられるでしょう。
ただ、実際に住んでみると、いいことばかりじゃありません。
札幌の夏のリアルをお伝えしていきます。
まず当たり前ですが、本州に比べて全然過ごしやすい。
写真のように緑が綺麗で、最高の景観も味わえます。
確かに夏の日差しは強く、直射日光が当たると、肌がジリジリと焼けるような暑さはあります。
30度とは言え、外にずっといるのはキツいなと感じます。
しかしこれは、日中だけのこと。
最低気温20度なので、朝は爽やかな空気に包まれています。
夕方になると、一気に涼しくなり、心地よい風が拭いてきます。
夜は抜群の気持ちよさで、熱帯夜などありません。
とここまでは、予想していたこと。
札幌夏サイコーと、夏に間だけでもマウントを取りたいところですが・・・
話はそう単純ではありません。
アパートの室内がかなり不快なのです。
札幌の部屋は、寒い冬を乗り切れるように、二重窓など保温性に優れた構造になっています。
そのため、外が寒くても室内はビックリするほど温かい。
6月上旬に、最高気温11度と普通に寒い日がありましたが、室温は20度弱あって、快適に過ごすことができました。
しかし、夏はこれが完全に裏目に出ます。
日中室温がぐんぐん上昇して、34度くらいになります。
夕方から涼しくなってきても、室温は高いまま。
夜家に帰ってきた時などは、かなりモワッとします。
窓を全開にしても、30度を下回りません。
部屋の中は普通に熱帯夜で、寝苦しく扇風機をつけっぱなし。
朝方ようやく30度を下回るぐらいです。
これはみんな感じているようで、アパートの住人も玄関ドアを半開きにして、少しでも部屋に涼しい外気を取り入れるようにしています。
僕も起きている間は、そうするようにしました。
加えて、札幌のアパートには基本クーラーがない。
福岡のアパートでは、休日の日中はクーラーをつけて、動画を見て布団でゴソゴソする贅沢を堪能していました。
しかし、34度の室温でクーラーもないので、なす術なし・・・
日中のゴソゴソは無理。
非常に残念です。
まとめとしては、札幌の夏は旅行に来る分にはええけど、住んでみると、思てる程ええもんちゃうでということです。
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