人事評価は結構適正だと思った

テレビドラマ(特に半沢直樹とか)を見ていると、ヒドい上司が存在するものです。
上司なんて、バカで無能な奴ばかりという印象。
ただ、僕が10年間仕事をしてきて、4つの違う部署に在籍する中で、人事評価や出世は概ね適切になされていると感じました。
人のことが言えた立場ではありませんが、ヒラの職員の中では、この人はちょっとどうなんだ?と思うことがありました。
明らかに無気力な人、酒癖の悪い人、仕事を溜めまくっている人、話を理解しない人、トンチンカンなことばかり言う人、人格的にヤバい人、すごく頼りない人等々。
偉い人も完璧なわけじゃありませんが、係長、課長、部長と進むに連れて、まあ変な人は減ってきます。
と言うか、まずいません。
仕事ができて、熱意もあり、リーダーシップがあり、人格的にも優れ、現実的な判断ができる人。
そんな人達が、ちゃんと上に行ってる印象でした。
よく出世と言うと、本来の実力が無いのに、よいしょや政治力だけで決めるみたいなイメージがあると思います。
確かに第一印象では、そういった評価がなされるのかもしれません。
でも1年間も一緒に仕事をして、実力がないのに誤魔化し続けることなどできないでしょう。
どっかで必ずボロが出て、こいつはダメと思われるに違いありません。
ボロが出ずに乗り越えられたとしたら、それはもう実力です。
上司が部下を常にしっかりチェックしているとは言い難いと思いますが、1年も仕事で関わっていれば、その人の仕事力って否が応でも分かってくるに違いありません。
だからそんなに、不適格な人事評価が横行するとも思えません。
そりゃー、仕事や上司との相性がたまたま悪かったり、誤った評価が一時的にはなされるかもしれません。
でも職業人生は長いので、力のある人は上がってくるでしょうし、ない人はいずれダメになっていくもの。
たまに、「なんであの人が、課長なんかやってるんだ」みたいなことを言う人がいました。
しかし客観的に見て、少なくてもその悪口と言っている人よりも、課長のが優れているなと感じることばかりでした。
自分が評価されない理由が、世渡り下手だったり、上司に嫌われていたり、運がないと思いたい気持ちは分かる。
でも残念ながら、出世は残酷なまでの実力主義で、結構ちゃんと仕事力が反映されたものになっています。
だからと言って、卑屈になる必要はありません。
確かに仕事ができないことで、人生のハンデとはなりますが、別に仕事が全てではありません。
仕事ができなくても、コミュ障でも、ブサイクでも、ハゲてても、童○でも、マイナス思考でも、人からバカにされまくっていても・・・
これって僕のことですが、まあそんな中でも、下の下なりにちっぽけな楽しみを見出すことはできます。
そんな方法を、ブログを通してみなさんと考えていければと思います。
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