仕事を憎んで人を憎まず

退職前にLINEを聞かれ、同僚4人とLINEグループを作り、2ヶ月に1回ぐらいやり取りしています。
セミリタイア後約1年ですが、未だに仲良くさせてもらっています。
ですが、在職時は今ほどいい関係だったわけじゃありません。
僕は基本的に、仕事が出来なかったのは99%自己責任だと思っていますが、人に対する不満も多少はありました。
「もう少しちゃんと教えてくれてもいいのに・・・」
「そんな露骨に嫌な顔しなくても・・・」
「人の悪口とか言わんでも・・・」
お恥ずかしい話、自分のことを棚に上げて、こんな風に思っていました。
迷惑を掛けまくっている僕ですら不満に思うんですから、皆さんなら職場の人間関係の不満が掃いて捨てるほどあるかもしれません。
でも仕事の利害関係が、全く無くなった同僚たちと付き合ってみて思いました。
何か不満に思うことがあっても、大抵は人が悪いんじゃない、仕事が悪いんだと。
ちゃんと教えてもらえないのは、その人も完全に理解しておらず、騙し騙しやっているから。
仕事の質的or量的に、自分のことだけでいっぱいいっぱいってこともあるでしょう。
露骨に嫌な顔をするのは、そうやって自分を守らないと、どんどん仕事を押し付けられるからでしょう。
人の悪口だって、心に余裕がなかったり、共通の敵を作って何とか仲間を作ろうとしているのかもしれません。
まあこれは、ただゲスいだけの場合も多そうですが(笑)
僕も自分がダメダメだったので、人を気遣うことなんて全然できずに、見て見ぬふりをすることの連続でした。
本当にズルくて、嫌な奴だったと思います。
でも多くの人は、仕事が絡まなければいい人です。
仕事外だと、いいパパ・ママだったり、優しいおじいちゃん。
気さくで礼儀正しい若者だし、陽気なオッサン、温和なオバちゃんです。
そんないい人達でも、時として仕事が変えてしまう。
仕事のせいで、冷たい人になってしまう。
僕は、そんな仕事が本当に憎い。
仕事を憎んで、人を憎まず。
コレでいきましょう!
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