Pay払いキャンペーンで感じたポイントで節約することの難しさ

◯◯Payの覇権争いのため、各社大盤振る舞いのキャンペーンをしています。
僕も細々と参戦しており、先月はメルペイを積極的に活用していました。
キャンペーン内容は、利用額の50%(一部コンビニは70%)のポイント還元。
メルペイはiDとも連携することができて、普段よく行くイオン系スーパー等、広範囲で使えるためです。
お得なキャンペーンであることは間違いありませんが、一方でポイントで節約することの難しさも感じたので、書いておきます。
言うまでもなく、ポイントはそれにおいて結局いくらお金を使わなわなかったかで節約の真価が問われます。
入口のポイントを得る段階では、1円の節約にもなっていません。
出口のポイントを使うところで、初めて節約になります。
しかし、入口、出口それぞれで、ポイントは僕たちを強烈に誘惑していきます。
買い物に行く度に、「ポイントつくからこの店で買っちゃえよ」「ポイントあるんやからこれも買っちゃえよ」と心の底から、強烈に訴えかけてきます。
それに惑わされずに、消費行動を一切変えないことによって、満額のポイント節約が実行できる。
誘惑に乗っかると、その分節約の効果は減退し、最悪損をすることもあります。
僕の例で説明します。
上記メルペイのキャンペーンで、上限一杯の2000ポイントを獲得しました。
しかし入口段階の巧みな誘惑を一切無視はできていません。
少し高い物を買ったり、若干買い物量を増やした感があります。
ポイントを獲得するための4,000円分の買い物で、1割の400円分ぐらい消費行動を変えてしまったと思います。
さすがに50%還元はデカいので、折り込み済だった部分もありますが。
この時点で400円の損(余分に使っている)。
出口段階で、完璧に2000ポイントを使ったとしても1,600円の得にしかなりません。
出口の行動如何ではさらに減少してしまいます。
50%という超破格のキャンペーンで、気をつけていてもまあ正直この程度。
20%還元で無邪気に使っていたら、余分な支出をすることも充分に考えられると思いました。
節約の基本は、余分なものは買わない、買う場合は安い店を見つけて買う。
この普遍的な節約哲学が最重要。
ポイントは、最終的にお金をいくら使わずに済むのかに注目して、適時活用していこうと思います。
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