収入が倍でも大差ないと思った話

公務員時代の周りの人で、職場結婚がかなり多かったように感じます。
男女差別は基本ないので、夫婦で公務員なら単純に給与が2倍。
税金や社会保障費、育休や時短の関係上、単純に2倍とはいかないでしょうが、かなりの金額になります。
アラフォーの公務員夫婦なら、世帯年収1,000万円は余裕で超えてくるでしょう。
一方で、奥さんが専業主婦orパートという方も普通にいました。
40歳前後で、既婚で子どもが2人いて、郊外に一戸建てを買った。
こういう人は多いですが、前者だと世帯年収1,300万円、後者だと750万円とかで全然違います。
じゃあこの2人でそんな差があるのかと言えば、ぶっちゃけ傍目からは全然分かりません。
身なりや昼食、何となくの暮らしぶりまで、大差なく見えました。
趣味や話題的にも収入があるからと言って、魅力的に感じることはなかったように思います。
もちろん深いところまでは分かりませんが、日々接していて、大きな違いはないように感じられました。
また、自分に相当額が使えると思われる40・50代の独身の方を見ても、そう違いは感じません。
この方たちが、サッカーの武田みたいな感じとか明らか美魔女風なら納得。
でもどう見ても、普通のオジサン、オバサンです。
この方たちの余裕資金は、一体どうなっているのでしょうか?
有効活用されているのでしょうか?
正直そうは思えずに、かなり不思議でした。
自分に置き換えてみると納得しました。
仮に仕事がそう嫌じゃなくて、10年後も仕事を続けていたとしましょう。
十中八九独身でお金に余裕はありますが、そんな上手くお金を使えることはないでしょう。
全体的にフワッと生活レベルを上げる程度で、それほど活きたお金の使い方をする自信はありません。
結局やってることは同じじゃないかなと思います。
勝手な推測ですが、恐らく多くの人は収入が倍になってもそう変わらないって言うのが経験から思うこと。
それよりも、好奇心やエネルギッシュさ、知的レベル、健康状態等々に依る部分が大きいのではないでしょうか?
とりあえずMAXで発揮できるように、ストレスを減らして、時間的余裕を作ることを重視したいと思います。
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