何もしないことが得意

僕の好きなバイトに、イベント運営と試験監督があります。
これらのバイトの共通点は、有給にも関わらず何もしなくていい時間が長いという点。
イベント運営は、待機時間がかなり長め。
試験監督も、注意事項を読み上げたり回収の時間以外は、監視という名のボーッとです。
公務員の時はさすがにこういう時間は少なかったのですが、窓口業務がある職場では受付役をすることがありました。
常に訪問者の対応をすることはないので、こちらもボーッとできます。
でこういう仕事の時に、多くの人が異口同音に、「何もしないのも辛いよね?」と言います。
正直全然共感できません。
確かに、絶妙な業務量と難易度で、超サクサクと出来るなら、適度に仕事があったほうが良いのは分かります。
そんなことは99%ありませんが。
また本当はやるべきことがって、みんな忙しそうにしているのに、自分は何をすればいいのか分からずにボーッとしているのは辛いです。
でも正式な待機時間や受付で、ボーッとしていてもいいなら、かなりベストに近いと思います。
考え事(僕の場合は、ブログネタ、プロ野球のベストナイン、食事の献立、旅行計画等々)をしていれば、すぐに時間経つじゃないですか?
多少時間経つの遅くても、忙しかったりテンパるよりは、ましじゃないですか?
と同意を求めますが、あまり共感は得られません。
「何かしてたいんですよね」とのことです。
どうやら相対的に見て、僕は何もしないことが得意みたいです。
特に有用な能力じゃないと思っていましたが。
意外と役立つこともあるんです!
特に現状でそこそこ上手くいっていることに対して、変な気を起こして失敗したり、余計な考えをして自分を追い込んでしまうことがありません。
具体的には、インデックス投資然り、セミリタイア生活然り。
放置しとけばいいのに超過リターンを狙って失敗する人が跡を絶たないし、仕事をしてないと「こんなことをしていていいのだろうか?」とか余計なことを考えてしまう人もいるみたいです。
簡単そうに見えて、何もしないのは難しいし、生まれ持った有り難い才能なのかもしれません。
- 関連記事
-
- セミリタイアのモデル計画
- 何もしないことが得意
- セミリタイア後のタイムテーブル