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裁判傍聴記(2014年7月18日)

金村 圭介(김 용규)

先日の金曜日は有休を取って、裁判の傍聴に行ってきました。

今回の傍聴で注目したのは、窃盗の事件。

(事件の概要)
被告人は、24歳の男。
高校中退後に、建設会社に就職して、これまで働いてきました。

被告人は長年勤めて、会社の事務所に現金や金庫があることを知っており、友人たちと共謀の上、自分の勤務している会社に忍び込みます。
そして、現金等約500万円を窃盗しました。

(情状証人質問)
被害者の建設会社の社長が登場。

被告人が窃盗をしたことを知り、誠に残念。
しかし、被告人は入社後には真面目に仕事を頑張っていた。
また会社には、若いころにやんちゃしたり、少年院に入っていた人間もいるが、汗水たらして真面目に仕事をすることにより更生している者も多い。
自分もそういう姿を見ることがうれしい。
そのため、社会復帰後は被告人を再雇用する予定でいる。

被告人もそれを了承しているので、働いた際に給与の中から被害額を分割して返済することと、共謀した悪い知人と縁を切ることを条件に示談をした。

(被告人質問)
今回はお世話になった社長や家族を裏切っていまい、本当に申し訳ない。
社長は、こんなことをしてしまった自分を再雇用してくれている様で、本当にありがたい。

悪い仲間との縁は切って、真面目に働き、ちゃんと被害額を返済したい。
そして、2度とこんなことはせずに、更生したい。

(感想)
僕はとにかく会社の社長の言葉に驚きました。

犯罪を犯したものを雇うことなんてありえないし、まして自分の会社のお金を盗んだ人間を再雇用するなんて絶対にありえません。
安月給で働かして、確実に返済させる魂胆かもしれませんが、それでも雇うことは、自分の感覚では絶対にない。

でも、これが現実なんです。
考えてみれば、前科のある人間なんて山のようにいるわけで。
でも彼らも普通に働ける場所があるんです。

世の中には、色々な人がいて、でもかなりダメな人間でもちゃんと生きていけるようになっています。
そう。仕事なんていくらでもあるに違いありません。

僕らセミリタイアを目指していますが、やはり怖いのは「リタイア後に何かあってお金が足りなくなる」ということ。
でもそうなったら、また働けばいいだけなんです。
犯罪者でも雇ってもらえるんです。
真面目な僕たちが雇ってもらえない訳がありません。

だから過度に慎重になるのは辞めましょう。
慎重になりすぎるのは、大きな機会損失に他なりません。

あんな奴らでも生きていけるんだからと気楽になって、エイっやと辞めちゃいましょう。
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Posted by金村 圭介(김 용규)
        

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