裁判傍聴記録(2014年8月11日)
本日は有休(夏休み)を取って、裁判の傍聴に行ってきました。
今日は、クズ以下の連中の裁判ばかりでした。
中でも一番ひどいのが下記です。
(事件の概要)
被告人は46歳の男性。
中学校卒業程度、運転手等、職業を転々としていましたが、窃盗事件を起こし服役することになります。
出所後、更生保護施設で暮らしながら、紹介された仕事をしていましたが、うまくできないことに嫌気がさし退職。
同時に更生保護施設も退所します。
その後、生活の目処が立たなくなったことから、生活保護を受給します。
ある生活保護支給日の後、被告人は支給されたお金をほとんど使ってしまい、家賃も払えなくなり、アパートは強制退去となります。
金に困った被告人は、パチンコ屋の駐車場で、女性を刃物で脅し、現金とバックを奪ってタクシーで逃走。
タクシーに乗る現場を見ていた被害者が警察に通報し、後に逮捕されました。
(被告人質問・検察官)
この男、はっきり言って全く更生の見込みゼロ。
どれほど最低か検察官とのやりとりです。
検察:過去にも3度、同じようなことやってるけど、被害者がどれほど怖い思いしたか分かる?
被告:はい
検察:じゃあなんで、こんなことできるの?
被告:そんなことよく分かりません。その時は、何も考えてないので。
検察:更生保護施設の時の仕事はなんで嫌になったの?
被告:嫌になったわけじゃなくて。脳梗塞をやったことがあり、右手に力が入らなくて。
検察:それで仕事をさせてもらえなかった?
被告:そうじゃないですけど、周りに迷惑をかけてたんで、辞めました。
検察:できる限りでやるのが責任じゃないの?
被告:辛かったんで。
検察:結局、嫌になって辞めたんじゃないの。最終的に、こんなことしてさらに迷惑かけてるよ。
検察:生活保護のお金を早々に使ってしまったってことだけど、何に使ったの?
被告:それは言えません。
検察:言えないって?何か悪いことにでも使ったの?
被告:そうじゃないですけど、言えません。
検察:出所後はどうするの?
被告:福岡は知り合いもいないので、地元の東京に戻ります。姉からも手紙を貰っていて、頼りにします。
検察:お姉さんに全て面倒見てもらえるの?
被告:いえ、仕事は真面目にしようと思います。
検察:でも、右手が不自由で前の仕事も辞めたんでしょ?
被告:だから今度は左手だけで、できる仕事を探します。
検察:それって具体的にどんな仕事?
被告:いや、まだ調べてないですけど。
検察:拘置所でたっぷり時間があるでしょ?今後のことを真剣に考えないとまた繰り返しますよ。
(感想)
ご覧の通り、典型的なクズ。
検察官の求刑は6年でしたが、たぶん5年くらいの懲役になって、出所後はまた同じことをやります。
僕が思うにこの手のクズ人間が犯罪に走るのは極めて合理的です。
中卒、前科者で大した技能もないオッサン。
そんな面白いクリエイティブな職業につけるはずもなく、3K(キツイ、汚い、危険)。
周りは悪い奴ばかりで、仕事内容ばかりか人間関係もよくないはず。
辛い仕事をやっても、安月給で10万円台の場合がほとんどでしょう。
それなら、窃盗でもして手っ取り早く、お金を稼いだ方がいい。
警察の検挙率は30%程度なので、結構捕まらない。
辛い仕事をするよりも、悪いことをして効率的に稼ぎ、遊んでたほうが楽しいんです。
もし捕まっても失うものは何もない。
刑務所は食事はしっかり提供されるし、そもそももう慣れている。
こんなかんじで、安易に犯罪に走るんです。
本人は失うものがなく、ある意味無敵の状態。
しかし、こんなクズにケガさせられたり、金を奪われたりした方はたまったものじゃありません。
刑務所で3食しっかり食べて、ぐっすり寝て、適度に仕事や運動もして、それでまた出てくるんです。
こんな犯罪を犯すことが合理的になった人間はどうにかしないといけません。
さすがに死刑は・・・無期懲役も刑務所の維持がかかりすぎるし。
だったら、江戸時代にあった島流しはどうでしょう?
まず、本土から遠く離れた無人島を島流し用の島に指定。
そして脱出できないように、周りをコンクリート壁で囲う工事をします。
そして、更生の見込みなしと判断された人間を島流しにする。
後は、水を確保し、魚を捕るなり、農業をするなり、勝手に生きていくのです。
皆で協力するもよし、力づくで食糧を奪うもよし、権力を得て皆にやらせるもよし。
島では完全自由です。
もちろん、生きるも死ぬも自由。
そこでの様子をドキュメントにでもしたら、面白いかもしれません。
もしかしたら文明とか発達しちゃうかも。
今日は、クズ以下の連中の裁判ばかりでした。
中でも一番ひどいのが下記です。
(事件の概要)
被告人は46歳の男性。
中学校卒業程度、運転手等、職業を転々としていましたが、窃盗事件を起こし服役することになります。
出所後、更生保護施設で暮らしながら、紹介された仕事をしていましたが、うまくできないことに嫌気がさし退職。
同時に更生保護施設も退所します。
その後、生活の目処が立たなくなったことから、生活保護を受給します。
ある生活保護支給日の後、被告人は支給されたお金をほとんど使ってしまい、家賃も払えなくなり、アパートは強制退去となります。
金に困った被告人は、パチンコ屋の駐車場で、女性を刃物で脅し、現金とバックを奪ってタクシーで逃走。
タクシーに乗る現場を見ていた被害者が警察に通報し、後に逮捕されました。
(被告人質問・検察官)
この男、はっきり言って全く更生の見込みゼロ。
どれほど最低か検察官とのやりとりです。
検察:過去にも3度、同じようなことやってるけど、被害者がどれほど怖い思いしたか分かる?
被告:はい
検察:じゃあなんで、こんなことできるの?
被告:そんなことよく分かりません。その時は、何も考えてないので。
検察:更生保護施設の時の仕事はなんで嫌になったの?
被告:嫌になったわけじゃなくて。脳梗塞をやったことがあり、右手に力が入らなくて。
検察:それで仕事をさせてもらえなかった?
被告:そうじゃないですけど、周りに迷惑をかけてたんで、辞めました。
検察:できる限りでやるのが責任じゃないの?
被告:辛かったんで。
検察:結局、嫌になって辞めたんじゃないの。最終的に、こんなことしてさらに迷惑かけてるよ。
検察:生活保護のお金を早々に使ってしまったってことだけど、何に使ったの?
被告:それは言えません。
検察:言えないって?何か悪いことにでも使ったの?
被告:そうじゃないですけど、言えません。
検察:出所後はどうするの?
被告:福岡は知り合いもいないので、地元の東京に戻ります。姉からも手紙を貰っていて、頼りにします。
検察:お姉さんに全て面倒見てもらえるの?
被告:いえ、仕事は真面目にしようと思います。
検察:でも、右手が不自由で前の仕事も辞めたんでしょ?
被告:だから今度は左手だけで、できる仕事を探します。
検察:それって具体的にどんな仕事?
被告:いや、まだ調べてないですけど。
検察:拘置所でたっぷり時間があるでしょ?今後のことを真剣に考えないとまた繰り返しますよ。
(感想)
ご覧の通り、典型的なクズ。
検察官の求刑は6年でしたが、たぶん5年くらいの懲役になって、出所後はまた同じことをやります。
僕が思うにこの手のクズ人間が犯罪に走るのは極めて合理的です。
中卒、前科者で大した技能もないオッサン。
そんな面白いクリエイティブな職業につけるはずもなく、3K(キツイ、汚い、危険)。
周りは悪い奴ばかりで、仕事内容ばかりか人間関係もよくないはず。
辛い仕事をやっても、安月給で10万円台の場合がほとんどでしょう。
それなら、窃盗でもして手っ取り早く、お金を稼いだ方がいい。
警察の検挙率は30%程度なので、結構捕まらない。
辛い仕事をするよりも、悪いことをして効率的に稼ぎ、遊んでたほうが楽しいんです。
もし捕まっても失うものは何もない。
刑務所は食事はしっかり提供されるし、そもそももう慣れている。
こんなかんじで、安易に犯罪に走るんです。
本人は失うものがなく、ある意味無敵の状態。
しかし、こんなクズにケガさせられたり、金を奪われたりした方はたまったものじゃありません。
刑務所で3食しっかり食べて、ぐっすり寝て、適度に仕事や運動もして、それでまた出てくるんです。
こんな犯罪を犯すことが合理的になった人間はどうにかしないといけません。
さすがに死刑は・・・無期懲役も刑務所の維持がかかりすぎるし。
だったら、江戸時代にあった島流しはどうでしょう?
まず、本土から遠く離れた無人島を島流し用の島に指定。
そして脱出できないように、周りをコンクリート壁で囲う工事をします。
そして、更生の見込みなしと判断された人間を島流しにする。
後は、水を確保し、魚を捕るなり、農業をするなり、勝手に生きていくのです。
皆で協力するもよし、力づくで食糧を奪うもよし、権力を得て皆にやらせるもよし。
島では完全自由です。
もちろん、生きるも死ぬも自由。
そこでの様子をドキュメントにでもしたら、面白いかもしれません。
もしかしたら文明とか発達しちゃうかも。
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