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あんな風には絶対なれない

金村 圭介(김 용규)

僕の部署でも4月に人事異動があり、新しい顔ぶれになりました。
異動してきた人、新人社員の人も、仕事に慣れてきたようです。

僕の部署は何か大きなプロジェクトを行っているわけではなく、ルーティーン作業が中心。
本部で決めたルール等に従い、作業をしていくことが多いところです。
別に業務量がそれほど多いわけでもありません。

新人を除き、職場には大きく3つのタイプが配属されてくると分析します。

①皆が同じようなことをやっているため、ダメな人はフォローしてもらいやすい。
 そのため、ダメ社員で他で使いものにならなかった人。
②普通に業務をこなす人。
③本来は本部等でバリバリやるエリートだが、現場経験を積ませるために配属される人。


僕はもちろん①の理由で配属されてきたんですが、4月に③の人も数人配属されてきました。
若くしてエリート街道を歩んでいるような人です。

しかし、エリートでも落ちこぼれでもとりあえず平等。
与えられる業務量は、同じなのです。

以前の職場では、膨大な業務量で毎日遅くまで残業。
有休はほとんど取れずに、休日出勤までこなしていたと聞きました。

そんな人がこの職場に来たら、たぶん楽勝だと感じているはず。
定時退社で有休もどんどん取得して・・・と思いきや、有休もそんなに取らないし、残業も僕以上にしているのです。
そう。彼ら(彼女ら)は、僕とは仕事への情熱、取り組み姿勢が全く違うのです。

僕はいわゆる仕事を処理していくという感じ。
過去の事例を参考に、間違わないように、やっていきます。
大きな問題なく、仕事がまわればOK。

しかし、エリートは仕事を仕上げるという感じ。
お客さんや同僚のことを考えて、色々と調べたり、考えたりして、やっていくのです。
丁寧で、1つ1つ理解しながら、責任をもって仕事をしていく。

今の職場で3年目になり、周りに聞かれることも多く、
「キム君には期待してるよ」と言われることもあります。
褒められて嫌な人間はいないので、少し嬉しくなり、「僕もやればできるかも、色々挑戦して仕事でも自己実現を目指してみようか」と頭をよぎったこともあります。

しかし、勘違いしてはいけないとはっきりと分かりました。
そんなことは、エリートの考えることです。
ダメ人間とは、能力もモチベーションも全く違うのです。
エリートとは勝負できるはずがないと、絶対に忘れていけません。

勘違いして、イキって、頑張りますみたいな態度を示すと、また難易度の高めの部署にまわされれる。
もうあんな思いをするのはまっぴらごめんだ。

自分がダメだということを人事にはよく理解してもらい、できる範囲の仕事を淡々とやり、セミリタイアを目指す。
それが僕の戦略です。
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Posted by金村 圭介(김 용규)
        

Comments 3

There are no comments yet.
たんちん  

孫子の兵法ですね。能ある鷹は爪を隠す。

2014/08/14 (Thu) 21:48 | EDIT | REPLY |   
moneymotto  
http://www.money-motto.com

すみません!相互リンク追加したつもりで追加出来ていなかったみたいです。

大変失礼いたしました。
先ほどリンク設定いたしました。
ご確認下さいませ。

オカズ記事、つい見ちゃいます 笑

2014/08/15 (Fri) 17:00 | EDIT | REPLY |   
キム・ヨンギュ(김 용규/金 容圭)  
コメント返信

たんちん 様
> 孫子の兵法ですね。能ある鷹は爪を隠す。

そうなりたいものですね。

moneymotto 様
> 先ほどリンク設定いたしました。
> オカズ記事、つい見ちゃいます 笑

ありがとうございます。
珠玉の作品を選んでますので、ぜひお楽しみください。

2014/08/15 (Fri) 21:44 | EDIT | REPLY |   

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