有難迷惑という認識を持ってほしい

前の職場でのことです。
移動早々、全く仕事についていけずに落ち込んでいた僕。
そして、とある会議の進行役を任されました。
当日の会場を押さえ、資料を作り、日程調整をして。
初めてのことで、右往左往しながらも何とか会議の日を迎えました。
しかし、資料の数字や出席者の名前を間違えた資料を作ってしまうなど、もうグダグダ。
会議終了後には、「は~、もうだめだ」とさらに落ち込みました。
会議は懇親会もセットになり、そのセッティングも僕。
途中注文をしたり、お酒を注いで回ったりして、午後9時に何とか終了。
ボロボロになり、これで何とか帰れる~とホッとしていた時です。
会議に一緒に出席していた上司2人が「キム君、やっと終わったからこれから1杯行こう」と言われました。
明日は平日。
しかも、気疲れと劣等感でヘトヘトになった状態。
心底帰りたかったのですが、会議の失敗で相当迷惑をかけていることもあり、断れずに出席。
飲み会の場では、案の定、仕事について諭されます。
「いや~、何も分からない中、本当に頑張った。お疲れさん」
「でも、やっぱり人の名前を間違えるのだけは、良くないよ」から始まり、
自分が新人の頃は苦労したけど、何とかここまでやってきた・・・・
だから、お前も今は辛いだろうけど、頑張れ・・・・
的なことを、延々と語ります。
もちろん、僕は「はい、はい」と聞くだけ。
解放されたのは、終電間際です。
その上司2人も悪い人ではないのは、分かります。
会議で失敗し落ち込んだ僕を、励まそうとする気持ちがあったのでしょう。
でも、僕がそういうの好きじゃないの悟ってよ。
だいたい、今まで何回も飲み会があったので、僕が乗りきれてなくなく、飲み会が苦手なのは分かるやん。
たぶん、僕のことなんか全然気にしてないんでしょう。
励ます気持ちもあるでしょうが、部下を励ます部下思いのいい上司である自分に酔いたいんでしょう。
落ち込んだ時にぱ~っと飲みたい人、上司に気に入られたい人・・・・
そんな人間はどんどん飲み会に誘えばいい。
しかし、落ち込んだ時は、まっすぐに家に帰りたい人だっているんです。
そんな人間を励ますのは、自分のエゴ以外の何物でもない。
有難迷惑という認識を持ってほしいです。
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