経済的合理人などいない

6月のアパート契約満了に向け、転居先を探すために、ここ最近ネットで不動産情報を見ています。
見ていて、気が付くことは必ずしも家賃の高い物件がいいとは限らないという点。
そりゃー、基本的には高い物件はいいことが多い。
築年数が浅かったり、駅から近かったり、周辺環境が良かったり。
でも、高くてもショボいのもあるし、安くてもいいものがいっぱい。
感覚的に言うと、家賃5,000円くらいの差なら、平気で逆転現象が起きます。
でも、そんな高くてもダメ物件にも人が住んでいます。
もっと家賃が安くて、いい物件があるのになんでそこに決めたの?
それは人間は合理的な判断ができないからです。
簡単に言うと、バカで無知で面倒くさがりだから。
長く住むし、固定費で家賃は消えていくので、安くていい物件がいいに決まっています。
ネットで丹念に探し、実際に見に行くことで、いい物件が見つかる可能性は上がります。
しかし、不動産会社の言われるがまま、特に考えもせずに即決して高い家賃を払っている人が多くいるのが現実。
人間はバカで、情報処理能力なんてたかだかしれています。
また、機会損失という言い訳のもとに、時間が大切と言って、ろくに探そうともしません。
どうせ、暇で大したこともしていないのに・・・
古典的な経済学では、人間は合理的に行動するという想定で、理論が成り立っているらしい。
でも、実際は全然そんなことはありません。
極めて不合理。
バカで面倒くさがりなので、思考停止で損をしている人間が山のようにいます。
そのため、価格差なんて平気で放置されているし、お得な情報が眠っている。
節約したいなら、このポイントをしっかりと押さえて、情報を手に入れることが大事です。
格安SIM、MNPでスマホ料金を劇的に下げられるにも関わらず、大手キャリアで6,000円もの携帯代を払っている人がいる。
メンバー登録すれば手数料なんて無料になるのに、毎回銀行の出金手数料を払っている人がいる。
価格ドットコムを使えば安い家電が見つかるのに、高値で買っている人がいる。
おそらく、僕もバカな浪費をしている点がたくさんあるはず。
アンテナを高く張り、少し考えるだけで、もっともっといい暮らしができるはずなので、思考停止にだけはならないでおこうと思います。
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