理想や目標だけ立派

4月20日の日経新聞夕刊に以下の記事が掲載されていました。
ふるさと納税、「今後したい」51%――特産品や税制優遇に関心
政府が地方創生を後押ししようと、自分の出身地や応援したい地域に寄付する「ふるさと納税」制度を拡充した。寄付したお礼にもらえる特産品などを紹介する民間のサイトなども増え、利用者が増加している。
ふるさと納税は、自治体に寄付すると、2000円を超す部分について一定の範囲内で税金が全額戻ってくる制度だ。今年度から税金が控除される上限額が約2倍に引き上げられた。
調査でふるさと納税をしたいか聞いたところ「そう思う」が51%、「思わない」が49%と、ほぼ半々になった。これまで実際に寄付した経験がある人は回答者の6%にすぎないので、関心は高いといえるだろう。
記事にもあるように、ふるさと納税が拡充され関心が高まっているようですが、僕が注目したのはそこじゃありません。
したいと思っている人が51%、実際にしたことがある人は6%という点です。
もちろん、これからやる人も出てくるでしょう。
しかし、ふるさと納税をやりたいやりたいと思っていても、実際にやる人はごく少数だということです。
これはふるさと納税に限った話ではありません。
みなさん、本当に大志を語ります。
ビックマウスです。
飲み会なんかで話を聞いていると、この人はすげーな思うことが多々。
仕事や趣味の話をしており、能力も高く熱心で、相当すごい人なんじゃないかと感じます。
でもその後注目してみると、全然大したことない。
フツ~のオッサン。
口で立派なこと言っていただけと分かりました。
要はみんな理想や目標はあるけど、全然行動には移さない。
いつかやろうと言うのは、永遠にやらないのと同意語。
とにかく多くの人は、腰が重いのです。
こんな状態なので、理想や目標のうち、多少なりとも手をつけられれば、かなりの成果を上げられるんじゃないか?と思います。
じゃあ僕は具体的にどうしているのか?
以下の①②を実行しています。
①今年やるべき100のリストの作成
毎年やりたいことを100個書き出し、ブログで公開。
さらに、達成状況もブログで書いています。
実際に書き出しやるべきことを明確にして、達成状況を公開する。
こうすることで、怠惰でダメな自分に少しでもプレッシャーをかけようとしています。
②やりたいと思ったことをすぐにメモ
雑誌やブログを読んでいて、「あ、これやってみたい」「この本を読んでみたい」って思うことありませんか?
しかし、人間は忘れっぽい。
通勤中にやろうと思っても、その後仕事で忙しくていると、帰宅するころにはすっかり忘れてしまいます。
だから僕は、ちょっと面倒くさくてもすぐにメモを取るようにしています。
具体的には、エバーノートに「やりたいことリスト」というノートを作り、思いついた時に入力。
その夜や週末に、本当にやりたいことを潰していくかんじです。
①②の通り偉そうなことを書いていますが、僕もすぐに諦めたり、先延ばしにしたり、勝手な理由をつけてやらなかったり・・・
そんな怠惰でダメな人間。
しかし、目標を明確にして、少しでも有言実行の男になろうと日々思っています。
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