機会費用なんて考えるな

僕は、自炊をしたり、少しでも安い食材を求めスーパーをはしごするなど節約をしています。
また、ミステリーショッパーで小遣い稼ぎもしています。
こうした行動に対して、「時間がもったいない」という批判があります。
例えば、自分の仕事での時給を計算すると1,860円くらい。
つまり僕の1時間には、1,860円分の価値がある。
食材を買って、料理して、後片付けをしたら普通に1時間くらいかかる。
だったら、普通に800円くらいの定食でも食べてたほうが、よっぽど賢い。
同様に、スーパーをはしごしたり、ミステリーショッパーをしても、1時間1,860円の効果は得られない。
だから、「そんなことに時間を使うなんて愚かだ」っていう考えです。
ちょっと難しく言うと、機会費用(そのことをすると、他のことどれだけ犠牲になるか)を考えろと。
しかし、凡人は機会費用とか考える必要はないと思います。
先ほどの例で、確かに僕の時給は1,860円ですが、これはあくまで就業時間中の話。
残業や休日出勤でもすれば別ですが、勤務時間外はただのダメなオッサンであり、1円の時給も発生しません。
勤務時間外でも、筋トレしたり、勉強したり、休息を取ったり生産的な活動をしている場面もありますが、多くは時間を浪費しているのが現実。
これは多くの人が当てはまるでしょう。
四六時中、仕事や生産的な活動をしている人なんてほぼいません。
どうせ多くの時間を、居酒屋でしょうもない愚痴を言ったり、くだらないテレビを見たり、将来1円も生み出さないような時間の使い方しているだけ。
ならば、時間がもったいないとか、機会費用とかごちゃごちゃ言ってないで、とにかく目の前に1円でも得な話があるんだったら、飛びつけばいいんです。
もちろん、息抜きの時間とのバランスは必要ですが。
ただ自分が怠惰で面倒くさがりなことの言い訳に、機会費用とか頭良さそうな言葉使ってんじゃね~。
そんなこと言って、1円も生み出さない人が一番頭悪い。
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