新社会人が、やったほうがいいと思うこと

先日、僕の部署にも研修を終えた新社会人がやってきました。
係には来てないし、根っからのコミュ障、歓迎会にも参加せずなので、まだ話をしていません。
僕は超ダメサラリーマンなので、仕事のことでのアドバイスはできません。
半年もすれば、僕よりも仕事ができるようになっている方が大半でしょう。
しかし、一応社会人の先輩として、一言だけ
騙されないように、最低限のお金の勉強をしよう!
とアドバイスしたいと思います。
ことお金について、今の学校教育は大きな弊害があります。
大人になったら超大事なお金のこと、学校ではほぼ教えてくれません。
にも関わらず社会人になったら、
税金、年金、健康保険が給与から天引きされるし、生命保険等、金融商品の勧誘を受けたりします。
確定拠出年金を導入している企業では、いきなり投資家デビュー。
はっきり言って、分かんね~よってかんじでした。
当たり前です。
制度も何にも知らないのに、考えられるはずがありません。
説明も本当のゼロのゼロからはしてくれません。
しかし、この分かんね~よって、ネギを背負ったカモ状態。
巧みな勧誘で何となく分かった気になり、相手の言いなりになってしまいます。
何の文句を言わずに税金を払い、節税措置も取らない。
金融商品に必要以上の手数料を払ったり、無駄な生命保険に加入したり、本当にオイシイ顧客。
みんながお金に敏感になったら、税収が減ったり、無駄使いをしなくなってしまうので、国はワザとお金の教育をしないのではないかと思っています。
ただ、そんな不平を言っても現実は変わりません。
学校でも教えてくれないし、ちゃんとした知識を持った人も周りにいない場合が多いので、自分で勉強するしかないのです。
それを怠れば、いいように付け込まれて、無駄なお金を一生涯払い続けることになります。
これでは、いくら仕事を頑張ってお金を得ても、自分の幸福のために使えるお金が少なくなってしまいます。
じゃあ、どうやって勉強すればいいのか?って点ですが、
FP(ファイナンシャルプランナー)の勉強をすることがおススメです。
もちろん、各専門誌を読むと、詳細な知識を得ることができるのですが、どの本がいいか分からない。
全体をザクッと、中立な立場で、ゼロから学べる点では、FP3級のテキストが非常に役立ちました。
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特に税金、社会保障、生命保険の分野は全然知識がなかった僕でも、最低限の知識を得られました。
そしてもう少しレベルアップして、それぞれの専門書を読み、少しずつ知識を身につけていきました。
まだまだ全然ですが・・・
そして、勉強して知識を得たら、あとは実践。
ふるさと納税等の各種税金控除が受けられないか探るのもいいでしょう。
親が入った不要な生命保険を解約するのもいいでしょう。
少額から投資に挑戦するのもいいでしょう。
自分で考えて行動することで、国や金融機関の言われるがままになって搾取されることを防ぐ。
その第1歩として、社会人になったらお金を勉強をするのがいいと思います。
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