社会資本を手に入れたい

先日、サイト「橘玲の世界投資見聞録」の中で以下の面白い記事を見つけました。
http://diamond.jp/articles/-/63557
ひとは人的資本、金融資本、社会資本から“富”を得ている。人的資本は働いてお金を稼ぐ能力、金融資本は(不動産を含めた)財産、社会資本は家族や友だちのネットワークだ。この3つの資本の合計が一定値を超えていれば、ひとは自分を「貧困」とは意識しない。
その典型が『最貧困女子』のなかで「プア充」と紹介されている地方の若者たちだ。彼らの年収は100万~150万円で貧困ラインを大きく下回るが、日々の生活は充実している。
(中略)
乏しい資本を社会資本(人的ネットワーク)で補うのは、東南アジアなど貧しい国ではごく当たり前のことだ。そこに日本的な特徴があるとすれば、フィリピンなどでは家族のつながり(血縁)が大切にされるのに対し、地方のマイルドヤンキーたちは「友だち」を社会資本にしていることだろう。
サイト中に詳細に説明されていますが、
マイルドヤンキーは、所得も少ないし、貯金もありません。
でも、地元の友達とのネットワークを大事にしながら、お金がなくても楽しく生きています。
決して、貧困ではありません。
10点満点で表すと、人的資本3点、金融資産2点、社会資本8点くらいでしょうか?
僕は、彼らとは全く逆の生き方。
友達がおらず家族以外に頼れる人もいない。
乏しい社会資本を補おうと、人的資本を何とか維持して、金融資産を蓄えようとしています。
同じく、点数化すると、人的資本4点、金融資産7点、社会資本2点くらい?
これだけ頑張ってお金を貯めているのに、マイルドヤンキーと貧困度合で大して変わらないかもしれません。
一般的に、人的資本と金融資産が貧富の差と思われるかもしれませんが、社会資本はかなり重要なファクター。
稼ぐ力がなくても、貯金がなくても、絆の深い友人や恋人がいれば、本当に困った時に助けてもらえます。
お金に困ったら、家に泊めてくれたり、ごはんを食べさせてくれるでしょう。
失業しても、友達のツテで雇ってくれるかもしれません。
ただ、そんな僕でも社会資本を感じられるのが、このブログでのゆる~いつながりです。
・ミステリーショッパー、グーグルアドセンスで小遣いを稼ぐ
・毎月携帯の基本使用料が2円
・月1,000円以下でスマホが持てる
・ふるさと納税でお得な生活をする
・アパートの火災保険は1年で4,000円
これらの収入確保&節約は、相互リンクさせてもらっているブログやTwitterで情報を教えてもらい、実行したものです。
ブログやTwitterをやっていなければ、おそらく今でも高いお金を払い続けていたでしょう。
SNSでのゆる~いつながりが、お金に変わった瞬間。
まさに、社会資本です。
有り余る人的資本、金融資本があれば全然問題ありませんが、そんなのはとても無理。
早期セミリタイアを確実に達成するためにも、社会資本=つながりにも目を向けていきたいです。
かと言って、別に打算的に人つき合いをするわけじゃないですよ。
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