投資と消費の関係

最近、株価が下がっているので、消費が冷え込むことが懸念されています。
反対に、アベノミクスで資産が大幅に増えた際には、富裕層の消費が拡大したそう。
以上の通り、一般的には、投資成績が良ければ消費拡大、成績が悪ければ消費減少となります。
まあ、分かりやすいですよね?
株で一儲けしたから、車でも買おうかな。
株で損したから、旅行は辞めにしようかな。
こんなかんじで、投資リターンと消費額は正の相関関係にある。
しかし、僕は投資成績で支出額を変えないように意識しています。
過去3年のリスク資産のリターンは、
2012年 19.7%、2013年 30.0%、2014年 16.7%
これに対して、支出額は、
2012年 117万円、2013年 100万円、2014年 114万円
一番、投資成績の良かった2013年が、一番支出額が少ないという結果。
ちなみに2011年のリターンは-10.3%、支出額は記録に残してませんが、110万円程度だったはずです。
確かに、含み益が出てくると、ちょっと何か買おうかな?って思う。
また、資産が減少してくると、我慢しようかな?とも考えます。
ただ、投資の成績とは関係なく、欲しい時は欲しいし、要らない時は要りません。
それを無理矢理、投資成績で調整するのは、ちょっと違うかなと思います。
さらに、しっかりとリスク管理をしており、投資でマイナスを出したからといって、生活に影響が出る程困るわけじゃありません。
投資成績によってではなく、自分の本当の気持ちに耳を傾け、消費行動を考える。
これが最も満足感を得られるお金の使い方ではないでしょうか。
そして、消費行動を変えない気持ちでいられるような、リスクで投資することが重要です。
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