その忘れたは本当か?

仕事上で、言われたことをやっていない時、期限までに提出しなかった時、書類の事柄を盛り込んでいない時・・・・
こんな時に、よく聞く一言「あ、すいません。忘れてました」。
この発言を結構使う人がいます。
僕は、非常に疑いを持っています。
本当に忘れてたんか?
仕事上では、時に「なんでこんな細かいこと、面倒くさいことをさせるんだよ」と思うことがあります。
ただそれは、思い付きで言っていることも多く、あまり重要でなかったりも。
その結果、それをしてなくても、そのままになっていることも多々あったりします。
忘れたという人は、それを狙っているんじゃなかろうか?
しれ~っとやり過ごして、そのままうやむやになるのを待つ。
もし催促されれば、「あ、すいません。忘れていました」と言い訳する。
そのまま、やり過ごすつもりだったことは決して言わない。
しかし、もし本当に忘れているのだとすれば、何と能天気で羨ましい性格だと思います。
僕が仕事で追い込まれる原因の1つに「あ~あれを言われているけど、上手くできそうにない」と四六時中頭から離れずに、思い悩むことが挙げられます。
もちろん小さいことを忘れていたことはありますが、上司から「あれはどうなった?」と指摘されて、「しまった、忘れていた」ってことはありません。
上司から催促されるようなことを、忘れられるのだとしたら、なんて都合のいい脳なんだと思います。
「あ、すいません。忘れてました」を結構使う人は、
面倒くさいことを、あわよくばやり過ごそうとする狡猾な人
or
面倒くさいことを、悩むことなく都合よく忘れられる能天気な人
のどちらかであると思われます。
どちらの場合にしても、ダメサラリーマンが上手く会社に居座り続けるために、見習うべき人物。
彼らは、非常に世渡り上手かストレス耐性に優れています。
あまりお近づきにはなりたくないけど、注意深く観察して、いいところを取り入れましょう。
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