お金について勉強すればするほど、周囲の会話に入っていけなくなる

先日、昼に仕事があるので、休憩室で早めの昼休みを取っている時のこと。
同じ理由で昼休みを取っている女性陣が、投資の話になっていました。
女性A「ねね、私ちょっと投資信託に興味あるんだよね」
女性B「あ、名前聞いたことはある」
女性A「銀行に勤めてる友達に勧められたんやけど、毎月配当金??が貰えるって」
女性B「へ~、すご~い。でも損することもあるんやろ?」
女性A「それはあるよね、でもまだ安定してるやつって」
女性B「そうだよね、考えないとね。年金も貰えるか分からんもんね」
どうやら女性Aは、銀行に勤める友人から毎月分配型の投資信託を勧められて、興味を持っているよう。
女性Bも老後不安もあるので、お金についてはある程度考えている様子。
僕たち、インデックス投資家の中では、毎月分配型は全く検討対象外という人が多いでしょう。
分配金を貰うと、得した気分になりますが、元本を切り崩している商品も多く要注意。
さらに、利益部分にはその都度課税される。
課税はなるべく繰り伸ばしたほうが、資産形成上有利。
そのため、毎月分配型には投資しようとは思いません。
会話している途中に「上記のような理由だから、辞めたほうがいいよ」と言おうかと思いました。
しかし、言いませんでした。
まず間違いなく微妙な空気になるからです。
投資について勉強したての頃、知識をひけらかしたい思いもあったのでしょう。
少しお金の話になると、積極的に説明していた時期がありました。
でも結果は、???・・・そうなんですね・・・的な反応。
超微妙な空気に・・・
会話をしている人は、答えを見つけようというよりも、同じような境遇を共感するという目的なのかもしれません。
特に、女子はその傾向が強いような・・・
だから、いくら詳しい人が何か言っても「私たちは、分からないことで盛り上がっているのに、勝手に邪魔しないでほしい」ぐらいの気持ちを持つのでしょう。
今回、もし僕が投資を全然知らなかったら、「へ~、毎月お金が出るなら、投資でも安定していていいですね」などと女性との会話に入っていけて、多少親しくなれたかもしれません。
もちろん、そんな猿芝居はできないし、かと言って知識を振りかざすのもよくないし、結局黙ったままでした。
実感として、お金について勉強すればするほど、周囲がするお金の話に入っていきづらくなる印象です。
これにコミュ障もあって、どんどん孤立していきます。
だから、ブログでどんどんお金の話をさせてください。
聞いてやってください。
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