読書感想文(『しないことリスト』 pha)

年末年始の休みに以下の本を読みました。
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セミリタイアを目指す者として、phaさんの生き方への憧れがあるので、過去2冊の本も読んでます。
同時に堀江さんの本も読んでいたので、堀江さんの本でやる気になり過ぎた気持ちを中和するにもいいゆる~い本でした。
特に気に入ったフレーズが以下。
なぜしないといけないかが、自分でよくわからないことは、もうやめよう。まわりに理解されなくても、自分で実感の持てることや、自分のしたいことだけをやっていこう。
結局、自分の頭で「それは本当に必要なのか」を1つ1つ考えていくしかない。
評価基準を自分の外に置いている限り、他人に焦らされるのは避けられないからだ。
1.他人や世間の評価で行動を決めるのではなく、自分なりの価値観を持つこと
2.他人や世間のペースに無理についていこうとせず、自分のペースを把握すること
この2つのポイントを押さえることが必要だ。
本でも指摘されている通り、世の中「しなきゃいけないこと」で溢れています。
例えば仕事でも、何か問題が起こったことを契機に、「今度からこれを確認して」「あの人に了解を取って」等々、次々に新しいことを言われます。
一方で、「あれはもうしなくていいよ」と言われることはほとんどありません。
純粋に従っていると、やることだけがどんどん増えて、仕事が大変になっています。
だから、自分の中で適当に折り合いをつけて、しないことリストを密かに作っていき、しれっとフェードアウトしていくことが重要。
仕事でも、普段の生活でもこれは言えること。
アドバイスする方としては、あれをやれ、これをやれと言うのは簡単。
仕事を頑張って、会社の飲み会にも参加して、健康に考えて体にいいものを食べて、運動して、本を読んで、旅行に行って、人間関係を大事して、オシャレにも気を遣って・・・・
これを全部できれば間違いなく、人生は充実するでしょう。
でも、うまく全部できないし、体力的にも無理。
だから、「これはしなくていい」と説得力と自信を持って、言い切ってくれる人を信頼したい。
自分の頭でしないことをしっかり考えて、ムダをそぎ落としていく。
その上で残った本当にやりたいことに、時間・労力・お金を使っていきたいですね。
以前にも似たものを発表しましたが、以下は僕のしないことリストです。
・マイホームを買う
・車を買う
・最新家電をその都度買う
・生命保険に入る
・子どもを持つ
・出世を目指す
・夜9時以降に残業する
・付き合いでの飲み会に出席する
・好感度を上げるように努力する
・世間体を気にする
・高収入を目指す
・ブランド品を買う
・コレクションをする
・正社員にこだわる
・肩書を欲する
・ブスな女と妥協して付き合う
・金のかかる趣味を持つ
・煩わしい人間関係を持つ
・オシャレに気を遣う
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