リスク資産の減少と購買意欲

最近戻りつつありますが、原油安や中国不安等の影響で、年初から大幅に株安となりました。
僕の資産も、年初から2月末までで150万円以上のマイナス。
資産状況(2016年1月)
資産状況(2016年2月)
そもそも想定内の出来事なので、特に不安等の感情はありません。
では、購買意欲はどうでしょうか?
これについても、ほとんど変わりありません。
僕は、収入ならまだしも、リスク資産の増減によって、消費行動を変えるのはあまり賢くないと思っています。
資産額が増えたときに、過度な贅沢に走るのは分かりやすいでしょう。
株高になった途端に、いい家に住んだり、ブランドスーツを買ったり。
一度上がった生活水準を落とすことは難しいので、相場が下降トレンドになった時に、身を滅ぼすことになりかねません。
過度な贅沢をしても、幸福度がそこまで上がるとも思えないし。
しかし、それと同じように、リスク資産が減った時に、消費を我慢するのもよくない。
行きたい旅行を我慢したり、自己投資を抑制したり、極端な節約に走ったり。
こんなことでは、楽しくないし、将来の成長も逃してしまいます。
そもそも、リスク資産が下がって不安になり、消費を我慢してしまうということは、リスクの取り過ぎと言えるでしょう。
こんなことでは、長期投資は続かないし、仮に続いても幸福度が下がるだけ。
生活防衛資金、無リスク資産を充実させるなり、債券の割合を増やすべきです。
リスク資産の増減に関わらず、無駄な出費は抑え、本当にやりたいことはする。
そして、投資はその行動が自然にできる範囲の中で行う。
決して、人生を投資ごときに振り回されてはいけません。
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