人間関係のいい職場がいいと言うけど

多くの人は、職場に望む条件として、「人間関係のいい職場」と言います。
もちろん、言わんとしていることは分かります。
悩みというのは、元をただせばほとんどが人間関係。
多少仕事が辛くても、人間関係がよければ何とかなると思うのでしょう。
しかし、職場の人間関係なんて所詮、仕事ができるか?できないか?で決まると思っています。
僕の2つ前と1つ前の職場を例に挙げます。
2つ前の職場では、全然仕事ができませんでした。
周りに迷惑ばかりかけていたので、とにかく謙虚に大人しくしていました。
飲み会等に誘われたらなるべく行ったし、わがままや批判などは一切していません。
周りに合わせて、盛り上がったりしてました。
今では信じられないですが、夜中のカラオケ店でタンバリンを鳴らしたりしていました。
しかし、仕事ができずに雰囲気が悪くなり、周りにドンドン嫌われて、最後には総スカンを食らいました。
逆に、1つ前の職場は、2年目くらいから仕事を覚えて、ある程度普通に回していけるようになりました。
すると、飲み会を欠席しても、ブラックジョークを言っても全然何ともない。
途中ぐらいから調子に乗ってきて、結構ズバスバ言ったりしていました。
物凄い好かれているわけでもないですが、まあまあいい雰囲気だったはず。
この2つの職場の違いは、周囲の人の人柄の差ではありません。
2つ前の職場の人たちも、たぶんいい人達だったんだろうと思います。
しかし、僕が言われたことも理解できずに、やった仕事も意図したものと違うことが続き、だんだんと当たりが強くなっていきました。
まあそりゃそうだろうと思います。
仕事のために集まっている集団。
そんな中に全然仕事のできない奴がいたら、イライラもするでしょう。
人のいい人でもそうなるはず。
以上より、それなりに仕事ができた上での人間関係。
言い換えると、人間関係をよくしたければ、仕事をこなせるようになることです。
仕事ができなければ、いい人でも悪者になる。
仕事さえできれば、嫌な奴でもそれなりに受け入られる。
少なくても僕の会社では、人間に気に食わないという理由で、露骨なイジメをする光景は見たことがありません。
中には、キャラ力で乗り切っている人もいますが、仕事ができなければ、やはり人が離れていきます。
ダメサラリーマンに無慈悲の愛を注いでくれる同僚なんかいません。
過度な幻想は捨てて、失敗しながらも何とか仕事を覚えていくしかないのかなと思います。
- 関連記事
-
- 異動先の感想
- 人間関係のいい職場がいいと言うけど
- 仕事が辛いとき、逃げる?or闘う?