一時の幸福感よりも大事なこと

最近、仕事の愚痴ばかり書いているような気がしますが、もちろんサラリーマンをしているといいこともあります。
一番のメリットは、安定収入があること。
新入社員や異動したてで、全く戦力にならないばかりか、むしろ足を引っ張っていても毎月給与が貰えます。
その他にも、ダメダメな僕でも、たまには上手く仕事ができることがあって。
その時の達成感はいいもの。
また、知り合いとかに職業を紹介するときに、スッと言える。
それなりの会社で働いている自信が持てることもあります。
5番さんや金融OLが何回か食事に行ってくれたのも、一応安定したサラリーマンをやっていたからかもしれません。
ただ、そのような満足感・幸福感は一時。
安定収入がありそれなりの贅沢ができる、仕事がうまくいき達成感がある、名誉を感じる。
所詮は、長い人生の中でほんのひと握りの時間のみ。
朝起きて、仕事に行くのが憂鬱。
動きにくいスーツを着て、むさ苦しい満員電車に乗る。
嫌な仕事、無理難題の仕事をする。
時には残業もある。
行きたくない飲み会に行く。
そんなこんなで、ストレスを感じる時間のほうが圧倒的に長い。
サラリーマンって、一時の幸福のために、その他多くの時間を犠牲にしている感じがします。
少なくても、僕みたいなダメサラリーマンは。
確かに、セミリタイアしたら一般的水準の生活はできません。
もう少し収入があれば・・・と思うこともあるはずです。
さらに、仕事をしていないことで、惨めな思いをする場面も出てくるでしょう。
しかし、大部分はストレスのない平穏な時間を過ごすことができます。
僕は、サラリーマンとして一時の幸福感を味わうよりも、穏やかな日常を過ごすことにより価値を見出します。
ストレスの少ないゆとりある日常こそを最も大事にしていきたいのです。
だから、贅沢できなくてもいいし、やりがいや成長がなくても構いません。
一時の幸福のために、その他多くの時間を犠牲にしたくはないのです。
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