進学校の落ちこぼれ

僕は、中堅進学校ぐらいの位置づけの高校に通っていました。
トップ進学校は当落線上だったので回避。
一応進学校なので、各中学からそこそこ頭のいい人たちが集まってきます。
しかし高校では、頭のいい中で順位がつき、平均以下の成績の人が出てくる。
やる気をなくして、全然勉強しなくなってしまう人が大量にいました。
結果として、彼らは中学の時には余裕に勝っていた人達の一部に、大学受験で負けてしまう。
この原因は、井の中の蛙になってしまったことです。
井の中の蛙と言うと、上には上がいるんだよ的な意味で捉えられることが普通。
しかし、下には下がいて、もっと広い視野で見ようよという意味で捉えることもできます。
確かに、進学校では平均以下かもしれません。
ここで「自分は大したことない、勉強なんかしても無駄だ」と思い込み、3年間で本当に大したことない学生になってしまった。
しかし、進学校の平均以下でも、全体で見れば普通に頭のいい人。
さらに、落ちこぼれであっても、十分に平均以上はあるでしょう。
そこを意識して、普通に勉強を続ければ、それなりの学力はつくはずでした。
賢この中の落ちこぼれでも、あくまでも賢こなんです。
もっと視野を広くしなければ、いけません。
こんなことを考えると、ダメサラリーマンの教訓にも思えてきました。
僕の今の状況が、まさに中堅進学校での落ちこぼれ状態。
就職ランキングで上位に位置するような会社ではありませんが、まあそれなりの規模の会社。
学歴はもちろん、実務能力に長けた人もいっぱい。
パソコンで何でもできる人、語学堪能で海外と交渉する人、ビックビジネスを手掛ける人、毎日深夜まで残業をこなす人。
僕はそんなそれなりにできる人たちが集まった母集団の落ちこぼれ。
周りを見るとそれなりにしっかりと仕事をこなしているので、劣等感に苛まれてどんどん精神的に辛くなっていきます。
ただ、世の中もっとダメな人なんていくらでもいるわけで…
全体を見れば、凡人サラリーマンぐらいかもしれません。
読者のダメリーマンの皆様。
社内だけじゃなく、もっと幅広い視野を見渡すことで少し気持ちが楽になるかもしれません。
自分の出来る範囲で、やっていけば十分なんです。
そんなにひどいわけではありません。
もちろん、嫌で嫌で仕方ないので、セミリタイアは目指しますが!
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