紙に書き出してみる
学生時代を思い出してください。
学校には必ず、筆記用具をノートを持っていたと思います。
数学の問題を解くときには、必ずノートに計算過程を書きながら、答えを導き出していたことでしょう。
今はどうでしょう?
社会人になると、急に書いて考えることをしなくなるのではないでしょうか。
頭で考えたり、パソコンで調べたりするぐらい。
でも、書いてみることで思考は実にクリアになります。
例えば、先日のブログ記事「個人型確定拠出年金:iDeCo(イデコ)の現時点方針」で、確定拠出年金がどれぐらい得かを試算しました。
記事ではパソコンで入力していますが、試算にあたっては、各項目を紙に書いて計算。
すると14万円も得をすることが分かったので、当然取り組むことにしました。
こんなこと、頭ではとても考えられません。
「確定拠出年金って何か得らしい」→「でも制度とか面倒くさそうだしな」→「僕の場合そんな長く仕事もしないから、税制のメリットも大したことないだろう」→「やめておこっ」ぐらいの思考にしかならないでしょう。
もちろん、パソコンでも紙同様の思考はできるのですが、やはり思考には紙のほうに分があると思います。
図でも何でも、思ったところに思った通りに書けるからです。
保存は圧倒的にパソコンがいいでしょうが、取っ掛かりは紙がいい。
少なくても僕は。
特にお金の問題を考えるときには、まず書き出してみましょう。
やるとやらないでは、いくらぐらいの差になるのか?紙に計算して、数字で表してみるといい。
すると、どうするべきか?の答えが明確になると思います。
頭だけで考えるときに比べて、合理的な選択ができるようになります。
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