人気が落ちた歌手のようになりたい

具体的な名前は伏せますが、僕が中学生の時に流行っていたけど、今は全く見なくなった歌手が数多くいます。
世間は、彼らのことを消えたと言い、どこか哀れな目で見ています。
かつては、テレビに出てチヤホヤされたけど、人気がなくなって今では誰からも気づかれない。
一体どんな殺伐とした日々を送っているんだろう?
以前は僕もこのように思っていました。
しかし、今ではセミリタイアの目標とするべき存在です。
中には、人気が落ちると共に、生活も荒れて、おかしくなってしまう人もいます。
ただ、「あの人は今」的な番組で見ると、多くの人は結構充実した日々を送っているように感じます。
第一線で活躍している時は、テレビに出て、曲を作って、ライブに出て、取材を受けて本当に忙しい日々だったことでしょう。
人気があるということは、その人気に応えるように周りから期待されます。
それに携わる多くの方がいて、また売れる曲を作るように求められる。
そのプレッシャーや忙しさたるや、想像を絶するものがあります。
一方で、人気が落ち着くと、結構自由に活動できそう。
自分の好きな曲を作ったり、小規模なライブスタジオでコアなファンと直接触れ合ったり。
まさに好きな音楽を楽しんでいる印象。
音楽以外の自分の趣味にも、たくさん時間を使えるでしょう。
以前からの蓄えや印税等も入ってくるので、それほど生活に困ることも無さそうです。
皆さんは、どちらの状態のほうが幸せだと思うでしょうか?
僕的には、明らかに後者。
あれほど哀れに思っていた落ち目の歌手って、実はかなり幸せな状態なんです。
僕もそんな状態を目指していきたい。
セミリタイアすれば、サラリーマンの時のように、社会的身分、それなりの収入、責任、信頼はもうありません。
ただ、それと引き換えに、自由な時間ができて、意に反することをすることはなくなります。
自分のペースで、好きなことをして、好きな人と接する。
もちろん、そんなにお金を心配をすることなく。
世間的には色々失い落ち目と思われる一方、実はかなり充実した日々を過ごしている。
これが僕のセミリタイア。
人気が落ちた歌手の生き方を理想に、マイペースにこじんまりと、やっていきたいですね。
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