虎の子の資産を安心して投資できる理由
僕は全財産の75%以上をリスク資産に配分しています。
辛い仕事をして、一生懸命貯めた虎の子の資産。
それを変動の激しいリスク資産にまわして不安じゃないの?と思う人もいるでしょう。
しかし、僕はある真理により、そんなに不安なく投資ができています。
その真理とは・・・
いいかげんな奴でも、仕事になると結構真面目になる
高校に入学して、一番初めの中間テストの英語のときのこと。
テスト範囲の中に、英単語ターゲット1900という単語帳のページ数を指定されて、ここから10点分出題すると言われました。
当然僕はテスト期間中に必死に暗記して、満点を取ります。
しかし、周囲を見渡してみると、満点の人はほとんどいません。
半分以上間違っている人も、普通にいます。
ページ数も指定されて、決して覚えられない量ではない。
しかもここは進学校。
それなのに、この体たらく。
僕は、「進学校の生徒でも、言われたことをやらない人が多いんだから、世の中いいかげんな奴が多いんだな」と思いました。
この思いは大学生になるまで、持ち続けることになりました。
しかし、大学生のときに、心境に変化が生まれます。
大学2年の時、FamilyMartをバイトをしていたときのこと。
近所の高校に通う男子がいました。
その高校は底辺校と言われるところで、不良の集まりのようなイメージ。
一緒にシフトに入っていた男も、金髪でピアスをしています。
こいつは真面目に仕事なんかやらないだろうと思っていたのですが、普通に仕事をこなしています。
っていうか、仕事の覚えもいいし、陳列などを見ていても完全に僕よりも真面目な仕事ぶり。
ただ、学校では遅刻したり、テストの点が悪すぎて進学すら危うかったりするらしいのですが。
違うバイトでも、Fラン大、フリーター、茶髪の高校生などと一緒になったことがありました。
ただ、遅刻してくる人はほぼいないし、みんな普通に仕事をこなしています。
雑にやって店長に注意されているのは、僕ぐらいのものでした。
どうやら、仕事になるとみんなスイッチが切り替わるようです。
街中ではゴミをポイ捨てしたり、電車でちょっと肩が当たったぐらいで不快そうにしてくる人をよく見かけます。
ただ、接客を受けるときに、あまりに酷いと感じることはほとんどありません。
みんな丁寧に接客してくれるし、業務知識もそれなりに持っています。
ブラック企業が問題になるのも、辛い仕事でも懸命にやっている人が多い証拠でしょう。
学生時代、テスト1週間前のたった5時間ぐらいの勉強もできなかった子。
そんな子でも、1日10時間の労働を週5日間、何十年も平気で続けていける。
お金をもらっているから?
守るべき家族があるから?
仕事ができるとモテるから?
案外仕事が好きだから?
理由は分からず、不思議で仕方がないんですが、これは絶対的な事実。
だからこそ、僕は安心して投資にお金を振り向けることができます。
僕が、仕事を適当に切り上げて、逃げるように帰る。
そんな中でも、上司に言われた無理難題に対して、深夜まで必死に頑張るサラリーマンがいます。
そして何とか形にして、会社の成長に貢献する。
僕の投資金を増やすために、もっとみなさんに働いてもらいましょう。
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