バカな貧乏人こそ投資
世間の投資に対するイメージって、どんなものでしょうか?
僕も以前は、こう思っていたのですが、頭のいい金持ちがやるものって認識ではないでしょうか。
日経平均が・・・、ダウ平均株価が・・・、為替が・・・とか言っていると、何かものすごい高度なことに思えてきます。
また、大してお金がないサラリーマンではできないし、リスクもめっちゃ高いものみたいなイメージを思っている人も多いでしょう。
その結果、冒頭のように、投資は頭のいい金持ちがやるものという認識を多くの人が持っています。
しかし、頭のいい人や金持ちはそれほど投資の必要性はありません。
まず、頭のいい人は、普通に仕事をしていれば十分な収入が得られます。
大企業でそれなりに出世して、年収1,000万円を稼げばいい。
さらに、資産が何億円もあるような人も、もうそれだけで十分。
死ぬまで贅沢な暮らしができるので、別にわざわざ投資をする必要性も低い。
最も投資の必要性があるのは、バカな貧乏人。
まさに僕みたいな人のこと。
バカが、長期間安定してお金を稼ぐことは至難の業です。
人生トータルの収入を考えた場合、ほぼ間違いなく低収入に喘ぐことになります。
そのため、金のない貧乏人に甘んじる。
こんな人の下支えとなるのが投資。
インデックスファンドを使えば、誰でも市場平均のリターンを得ることが可能。
長期的に見れば、市場平均はプラスリターンになることが期待できます。
それが、足りない労働収入を補い、趣味を楽しむ健康で文化的な最低限度の生活をさせてくれるのです。
証券会社に口座を開き、インデックスファンドに投資するのは、大半の仕事をこなすよりも圧倒的に簡単。
コンビニバイトのほうが、100%難しいと断言します。
僕なんか、投資に出会ってなかったらと考えると、ゾッとします。
ボロボロになるまで働くか、途中でトロップアウトして親か生活保護のお世話になっていたことでしょう。
世間の投資のイメージは、ネット証券がなく、株の手数料も高く、ろくなインデックスファンドもなかった時代で止まっています。
この20年の劇的な投資環境の改善に全然追いついていません。
今の時代、投資は簡単で気軽に行える小市民のためのもの。
バカで貧乏人こそ投資。
仕事をこなす能力がなく、将来にお金の不安を抱える人にとって、投資は必須科目と言えるでしょう。
節約で収支をプラスにして、生活費の半年分が貯まれば、投資へ踏み出すのです。
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