ビジネス書の勝率が10% しかしそれでいい

最近、小説をよく読んでいます。
それまでほとんど小説は読まずに、ビジネス書ばかり読んでいました。
その中で気がついたことは、小説はビジネス書に比べて、明らかに当たりが多い。
人気作家や作品を読めば、ほぼほぼ面白いです。
しかし、ビジネス書はなかなか当たりません。
良さげなので、買ったり、図書館で借りて読み始めるのですが、「あ~、何かこれはダメだな」と思い、途中で辞めてしまうことが非常に多い。
ある程度読んでも、「面白かった」「役立った」と思うのものは、かなり少ないです。
感覚的に、読んでよかったと思えるビジネス書は10%ぐらい。
1勝9敗です。
しかし、僕はこれからもビジネス書を読み続けます。
なぜならば、当たっときの利益が計り知れないから。
例えば、社会2年目の春に僕は以下の本に出会いました。
当時は、旧バージョンだったかもしれません。
本の価格は、1,620円。
僕は、この本で紹介されていたインデックス投資に感銘を受けました。
投資を危険で縁のないものと捉えていた僕にとって、まさに目から鱗。
自信を持って、投資を始めることができました。
そして、現在投資で約900万円の利益を上げることができました。
本の代金は、1,620円なので、5500倍以上。
これがビジネス書の効果です。
自分に合った素晴らしい本に出会えれば、本の何千倍もの莫大なお金や幸福をもたらしてくれる。
小説は確かに安定して面白いですが、さすがにここまで大化けすることは難しいでしょう。
ビジネス書は、プロ野球の新外国人みたいなものです。
それなりの金を払って来日しても、大半の選手は外れます。
しかも、事前に調査しても、なかなか成功するかどうか分からない。
ハズれれば、金も労力も無駄になる。
しかし、当たった時の効果はハンパない。
カブレラ、ローズ、ファルケンボーグ、バレンティン・・・
日本人で、あれだけの成績はまず無理。
だからこそ、失敗しても、毎年のように新外国人を取り続けるのです。
僕は、これからもつまらないビジネス書で、金と時間を無駄にし続けることでしょう。
しかし、ビジネス書は1勝9敗で十分。
いや、本当にためになるという観点で言えば、1勝29敗ぐらいかもしれません。
その1勝こそが、29敗分の金も時間も補って余りあるメリットをもたらしてくれるのです。
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