『モバイルボヘミアン』 本田 直之 四角 大輔 の読書感想文
前から気になる以下の本を買ってきて、ここ数日で読みました。
モバイルボヘミアンって聞きなれない言葉ですが・・・
モバイル mobile
動ける、動かしやすい
機動性のある、移動型の
ボヘミアン bohemian
古い慣習にとらわれない人
自由奔放に生きている人
この2つの造語だそうで、以下のように書かれています。
モバイルボヘミアンとは、仕事のために生きるのではなく、自分の好きなことをライフスタイルの中心に据えながら、旅するように働き、暮らす、自由な生き方のこと。
「自分らしくいられる時間を出来る限り長く持つための方法」であり、「仕事、表現、生活のクオリティを極限まで引き上げるための考え方」とも言える。
さらに以下のような一説もありました。
ただお金を稼ぐだけ、食べるためだけに働くのではなく、得意なことや好きなこと、ライフスタイルそのものをコンテンツにして仕事をする。
時間を自分の意志でコントロールし、人生のすべてを「自分の時間」と捉え、自分自身をコンテンツとして表現活動をする「アーティスト」のように働ける人。
実際に、本田さんはハワイ、四角さんはニュージーランドを拠点して、世界中を旅しながらモバイルを駆使し、様々な仕事をしています。
めっちゃ憧れます。
僕は、過去のブログ記事で、セミリタイア後の生活を以下のように書いてきました。
セミリタイア後の生活を妄想してみた
札幌での生活を妄想してみた
もちろん超ワクワクするような生活ですが、あくまでも年間150万円の生活。
仕事を早く辞めて、その後は大して稼げない前提で設計されたもの。
決してベストではありません。
そこで、僕なりのモバイルボヘミアン生活を妄想してみました。
5~10月 札幌(この拠点を数年ごとに変更)
11月 大阪(国内の気になる都市)
12~3月 那覇、温暖で生活費の安い海外(マレーシア、タイ、フィリピン等)
4月 東京
その時々に気になる街に住んで、普通に生活して、思いっきり街を感じたいと思います。
知らない街で生活して、その街を知っていく瞬間が僕にとっては何よりも楽しいことです。
仕事に関しては、日雇いバイトなどの時間給の仕事は一切しません。
ミステリーショッパーや治験は案件次第。
ブログや執筆、コンサルティングなど、自分が好きで、場所や時間の制約も受けないことで収入を得たいと思っています。
では、僕のモバイルボヘミアン生活にはどれだけのお金がかかるのでしょうか?
まず従来の年150万円。
それに加えて、ホーム以外はウィークリーマンションでも借りるでしょうから、月10万円程度がかかる。
月10万円の6ヶ月分で60万円。
さらに、都市間の移動で年10万円ほど。
食事もオール自炊は難しそうなので、ホーム以外の6ヶ月は+2万円で、12万円。
それでも230万円そこそこで、モバイルボヘミアン生活ができそうです。
ホーム期間を少し長くしたり、生活費の安そうな海外を増やしたりすれば、ダウンサイジングも可能。
僕はセミリタイアを達成したからといって、何の目標も持たずに日々過ごすのは嫌です。
サラリーマン生活よりは100倍いいですが、何か物足りなさも感じるでしょう。
むしろ、資産形成法などを発信して、積極的に人の役に立ちたいとも思っています。
この本を読んで、モバイルボヘミアンという目標をはっきりと定めることができました。
究極の理想形はモバイルボヘミアンで、今後は少しでもそれに近づけるように意識していきます。
セミリタイアするまでは、助走期間と定めて、モバイルボヘミアンを目指して、フットワーク軽く何でも挑戦していきたいと思います。
セミリタイアに向けて、さらにワクワクしてきたぞ!
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