「仕事を頑張っているから休日が楽しい」が的外れすぎて笑える

以前早期リタイアについて話したところ、「仕事を頑張っているから休日が楽しいんだよ」と言われたことがあります。
セミリタイアに対する、やんわり批判あるあるの1つ。
その人の言い分はこう。
週5日間、朝から晩まで、時には辛いと思う仕事を頑張る。
それを乗り越えた後の休日だからこそ、ありがたみを感じることができる。
毎日が休日だったら、今ほど楽しめないというものです。
まあ、言わんとしていることは、分かります。
実際、貴重だからこそ楽しみも倍増するということもあるでしょう。
しかし、この意見は的外れすぎて笑っちゃいます。
例えとして、食事で考えてみましょう。
普段から美味しいものばかり食べているAさんと、普段はショボいものを食べてたまに美味しいものをBさん。
この2人、どっちが幸せでしょうか?
間違いなくAさんです。
たまに美味しいものを食べた時の、Bさんの感動は格別かもしれません。
その時点に限定すれば、Bさんのほうが幸せでしょう。
ただ、トータルで考えた場合は、Aさんのほうが幸せなのは言うまでもありません。
元に戻って、休日の話もこれと全く同じ。
土日限定で言えば、貴重な休みだからこそ、サラリーマンのほうが楽しめるかもしれません。
しかし、平日の満足度はセミリタイアのほうが圧倒的に高く、トータルでは逆転します。
さらに僕みたいなダメリーマンの場合、休みにも仕事のことを考えてしまい、憂鬱な気分になることもしばしば。
なので土日の満足度でも、セミリタイアに劣る場合が結構あるでしょう。
「仕事を頑張っているから休日が楽しい」
幸福度の測定時点を休日に限定している点で、ちゃんちゃらおかしい。
物事は常にトータルで考えないといけません。
的外れすぎて笑っちゃいます。
たぶん出る杭は打たれる的な感じで、異質なものをもっともらしい理由をつけて、反射的に批判しているだけ。
セミリタイア批判など大抵はしょうもないものなので、目標に向かって突っ走ろう!
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