『無敵の思考』 ひろゆきの読書感想文

先日、購入して(と言っても会社の福利厚生で貰えるタダ券を使ってですが)以下の本を読みました。
ひろゆきさんは、面白い視点で物事を考えるところが好きで、テレビやYouTubeでたまに見ています。
今回、本の「これで世の中が100倍ラクに変わる!」という帯タイトルに惹かれて買いました。
読んでみた感想は、めちゃくちゃ面白かったです。
ひろゆきさんのお金の考え方については、とても合理的に感じる部分が多かった。
僕は、日々節約を徹底しており、それを批判されることが多々あります。
なるべく気にしないようにはしていますが、少し心が揺らぐこともあって・・・
でも、この本を読んで、節約に対する自信が確認に変わりました。
なので、このブログの読者には自信を持っておススメできます。
前述のように、お金に関することでもためになる部分は多かったのですが、今回紹介するのは以下の部分。
「ルール」が人生を100倍ラクにする
貧乏な人と金持ちの人では、生活のストレスが違うという話もあります。たとえば、300円のパンを買うか買わないかという場面では、貧乏な人は迷いがちですが、金持ちの人だと欲しければ買うだけなので迷いません。
そんなわけで、金持ちのほうがストレスなく生活ができます。
「いかに物事を決めないでルールに従って暮らすか」というのは、一見すると怠惰のススメに思えるかもしれませんが、迷わないためのルールを決めるとストレスの少ない生活ができます。
楽しいことなら話は別ですが、ルールがないことを選択することがストレスになるのは経験的にすごく分かります。
例えば、仕事で未経験でよく分からない業務があります。
そんな事態に直面した時。
・難しそうなのでちょっと先送りにしようかな?
でも早くやったほうがいいよな・・・
・あの人に聞いてみようかな?
でも「は???」みたいな顔されそうやしな・・・
・自分で適当にやってみようかな?
でも失敗したら・・・
・放置してやり過ごそうかな?
それはさすがに問題になりそう・・・
等々、迷っては辞めてまた別のことで迷って。
こんな選択を日々繰り返していると、すごく消耗してストレスを感じます。
逆に今までの経験や明確なルールを使って、仕事を処理できる場面ではあまりストレスはかかりません。
業務量が多くてもルールで処理できる仕事なら、まあ耐えられます。
よく分からない選択を迫られる場面こそ、負担が大きく激しいストレスを感じます。
考えてみると、仕事以外の日常生活がラクに生きられているのは、知らず知らずのうちにマイルールを構築できているからかもしれません。
「嫌なことや人には近づかない」「夜12時までには寝る」「お金に関しては徹底的に合理的に行動する」「投資は資産運用規則に従って粛々と行う」
こんなルールのお陰で、あまり迷ったり選択を迫られる場面がありません。
仕事も慣れてくれば自分の中でルール化できて、迷う場面も少なくなってきます。
でも異動等で、未経験の業務をやることは避けられません。
何かトラブルが起これば、厳しい選択を迫られる場面も出てきます。
だから、仕事をしている以上、どうしてもルールのない選択からは逃れられないでしょう。
一方で仕事を辞めた後の生活を考えると・・・
もっともっと迷うが減って、ラクに生きられるはずです。
今からワクワクします。
趣味ややりたいことが少ない人は、逆に毎日何をしようか迷ってストレスになるかもしれません。
しかし、僕は現状やりたいことが多くて時間が足りないので、それらを片っ端からやっていたら、迷うこともなさそうです。
厳しい選択を迫られる場面は、今日の夕食をすき焼きにするか?キムチ鍋にするか?ぐらいでしょうかね。
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