「え?もうこんな時間!」は高次元の悩み

仕事をしていると、周囲の人が「え?もうこんな時間!」と言っているのをよく耳にします。
彼らにすると仕事に追われて、気がつくと時間が経っている。
でもまだ終わらないので、今日も残業だ・・・的な悩みでしょう。
「いつもバタバタしているうちに、時間がすぐ経ってしまうよね」「そうそう」とかいう会話もよく聞きます。
僕からすると、こんな悩みは理解不能。
と言うか、悩みのレベルとして、ものすごい高い次元にあるんだろうなぁと思います。
僕は仕事をしていて「え?もうこんな時間!」など、ほとんど感じたことがありません。
これは単純に仕事を嫌々やっていて、時間が経つのが遅いというのもあるのですが・・・
多くの人は仕事が山積みな時、質は変えずに、仕事時間を増やして対応しようとします。
しかし、僕は長時間労働など無理で、質を思いっきり落としてしまいます。
ギリギリやらなくても怒られないかぐらいの業務を大幅にカットしたり、チェックを適当にして、何とか早く終わらそうと必死。
結果、超グダグダの仕事でそれほど残業をしないパターンが多くなります。
最初に仕事量を見た際には「あ・・・これは残業決定やな」と感じます。
ここで多くの人は、作業に集中するので、「え?もうこんな時間!」という発言が生まれる。
しかし僕の場合は、どうしても手抜きをしてしまい、意外と時間内に終わってしまいます。
結果、「あ、意外と早く終わったな。てかまだこんな時間か」って感想。
また、周囲を見ていると、忙しい時でもしっかりと業務を引き受けます。
とりあえず冷静に話を聞き、丁寧に対応して、残業してそれなりの成果を出すのが普通。
でも、僕の場合はこれもできません。
ちょっとでも仕事が溜まってくると、怪しいことでも「そうですね」とか言ってスルーしてしまいます。
これが後で問題になることもあるのですが・・・もうその場を乗り切ることで、いっぱいいっぱい。
自分に負担をかけてまで、相手のために丁寧に対応するようなキャパシティは持ち合わせていません。
以上、仕事が多くても手抜きで終わらせたり、降りかかる仕事を全力で仕事を拒否しているので、そもそもが時間を忘れるほどの仕事量になる事自体が圧倒的に少ないのです。
僕が悩んでいるのは、仕事量が多いからではなく、頭が悪すぎて内容を理解できずに途方に暮れていること。
この悩みは時間があってもどうすることもできずに、さらに時間が経つのが遅く感じます。
「え?もうこんな時間!」という発言は、超デキるサラリーマンからしたら、時間管理ができてないとか生産性が低いとか思われるかもしれません。
でも、ダメリーマンからすると、仕事への熱意や姿勢、理解力、行動力など到底かなわない高次元の悩みです。