2億円ぐらいドブに捨ててやるよ

先日、橘玲さんの新刊『専業主婦は2億円損をする』が出版されました。
まだ読んでいませんが、橘玲公式BLOGに要約的なことが書いてありました。
経済学では労働市場から収益を得るちからを「人的資本」と呼び、「金融資本」と並ぶ富の源泉としていますが、専業主婦は20代後半、あるいは30代前半でこの人的資本を放棄してしまいます。大卒女性の平均的な生涯収入は2億円ですから、彼女たちは(そして妻に専業主婦を望む夫たちも)2億円をドブに捨てていることになります。それにもかかわらず、「お金がない」といって(当たるはずのない)宝くじ売り場に並ぶのでは、なにをやっているのかわかりません。
僕は専業主婦になるわけではありませんが、30代前半で人的資本を放棄する点では専業主婦と全く同じ。
文書にあるように2億円をドブに捨てることになります。
2億円と言われてもピンと来ないので、分かりやすい計算をしてみます。
僕は32歳でセミリタイアしますが、定年は60歳。
60歳-32歳=28年間働かないということになります。
日数にすると、28年✕365.25日=10227日
よって、1日当たりの損失額は、2億円÷10227日≒19,566円
セミリタイアしたら、毎日2万円弱ものお金をドブに捨て続けることになるのです。
大馬鹿者と言われても仕方ありません。
僕の場合は、能力、気力、体力的に続けたくてもちょっと無理そうなかんじ。
だからこんな計算自体が、不毛かもしれません。
ただ、30代前半で人的資本を捨て去るという、経済的にはあり得ないことをしています。
そんな大損覚悟で行うセミリタイア。
現時点では、2億円とか1日2万円とか捨ててやるよぐらいの気持ちです。
仕事から逃れられること、毎日ワクワクした生活を送ることは、僕にとってこれ以上の価値があるという絶対の自信があります。
しかし2年ぐらい経って、派遣やバイトで暇を埋めるような生活になってしまえば、本当に大金をドブに捨てただけになってしまいます。
僕は、捨てた2億円以上を、セミリタイアの楽しみで回収するという重大な任務&責任を負っています。
その点を忘れずに、気楽に遊びまくりたいですね。
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