火事場の馬鹿力

セミリタイアまで残り3.5ヶ月。
ただ3.5ヶ月もあれば、まず間違いなくひと波乱あるはずです。
生きてさえいれば、セミリタイアを楽しめるのは確実ですが、それが難しい。
僕の場合、働いている以上は常に死と隣り合わせの状況。
残り2週間ぐらいまでは、自殺してしまう可能性が多分にあります。
思い返してみると、これまでの9年9ヶ月、幾度となくヤバい時がありました。
特にそれぞれの職場での異動1年目。
新しい業務で右も左も全く分からない状況で、業務をこなしていかないといけません。
「分からないことがあったら聞いて」とか言われますが、そもそも何が分からないのかも分からない。
例えば、今の職場はそこそこ処理する内容が多く、異動したてから大量の書類が積まれていました。
隣の人に聞くのですが、元来の理解力の無さから言っていることがいまいち分かりません。
そのうちに段々とイライラされてるのが分かります。
上手く対応できずに、お客さんとトラブルも多発。
トラブルに時間を取られている間にも、どんどんと書類は積まれていきます。
でもどう処理していいか、半分ぐらいは分からない。
当時こんなピンチを、僕はどうやって乗り切ったのでしょうか?
はっきり言って、よく覚えていません。
でも当時作った資料とか見ても、それなりにはできていました。
他の部署でも、同じような経験があるのですが・・・
これが火事場の馬鹿力ってやつだと思います。
冷静に考えると、とても乗り越えられないピンチですが。
ヤバい状況になると、自分でも考えられない力が出て、何とかなってしまう。
スゴい集中力が出たり、ウザがられても人に聞きまくったり、長時間残業したりして形にする。
それでもダメな場合は、SOSを発信し助けてもらい、超大事になることを回避する。
所詮ダメリーマンで、それほど難易度の高い仕事は振られてはいません。
自分に与えられたレベルの仕事は、火事場の馬鹿力まで使えば、どうにか出来るってことかもしれません。
僕は仕事になると、必要以上にネガティブにナーバスになってしまう部分があるので、ヤバい時は火事場の馬鹿力で何とかなるぐらいの心の余裕を持っていたいものです。