逃げたら劣等感がなくなった

仕事をしている時に辛かったのは、失敗して大事になるのではないか?という不安感です。
ただもう1つ、ダメな自分を痛感させられる点もしんどかったです。
同僚は普通に仕事をこなしているのに、自分は失敗だらけ。
僕はなんてダメな人間なんだろう・・・という劣等感で一杯でした。
これらの辛さに耐えきれなくなり、仕事を辞めたわけです。
言うまでもなく、仕事を辞めたことで不安感は完全に解消されました。
もうプレッシャーで、うなされることはありません。
もう1つの劣等感は、どうでしょうか?
ダメダメだけど、必死に仕事をして何とかやっている状態。
仕事から逃げ出して、そもそも挑戦すらしていない状態。
尊いのは確実に前者です。
冷静に考えると、逃げ出して挑戦しないことはさらにダメな自分なわけで、より劣等感を持ってもよさそうなもの。
しかし現実は、逃げたことで劣等感も完全に消失しました。
それどこか最近は店員がどんぐさいと、「ほんまアホやな、ちゃんやれよ」と思ってしまいます。
劣等感だらけだった在職時には、考えられない思考です。
自分よりも明らかに上手いプロ野球選手を見て、「今の球打てよ~」と言ってる感覚に近いのかもしれません。
かなり歪んだ認知かもしれませんが、それでいいのです。
在職時、仕事の悩みは常に僕に付きまとい、実に厄介な存在でした。
悩みの99%が、仕事から来るものでした。
ただ、仕事の悩みは辞めてしまえば全て解決します。
あくまでも僕の場合ですが、不安感はもちろんこと、劣等感も完全に消え去りました。
ある意味、対処しやすい悩みかもしれません。
以前のブログ記事「逃げて後悔したことはない」で、人間関係等で嫌なことから逃げてよかったと書きました。
そして今回、仕事においても逃げてよかったと実感できました。
逃げると言うと消極的な意味に聞こえますが・・・
逃げることは、極めて現実的で有効な解決法だという経験談です。
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