人生で初めて自由を得た

幸福度の大きな要因の1つに、自由度が挙げられると思います。
日本では憲法上、様々な自由が保障されていますが・・・
僕が自由を感じられたのは、セミリタイアしてからです。
まず自由の定義ですが、僕は人生が自分の意思で決定できる実感が持てることと捉えています。
この時点で、サラリーマンは自由ではありません。
住む場所、勤務地、平日の時間の使い方、やる仕事、同僚や上司、お客さん等々。
多くを会社に決められてしまいます。
一度就職してしまうと、退職するのだって物凄く大変です。
とりあえず有休申請をしてない明日は7時前に起きて、出勤するしか選択肢がない。
ズル休みや出勤拒否もできなくはないですが、まあ無理です。
これじゃあ、自分の意思で人生を決定できるという実感は、なかなか持つことができないでしょう。
時間がたっぷりあって、自由そうな大学生だって同じ。
大学生は、授業料から生活費まで親に依存している方が多いでしょう。
そうである以上、住む場所を限定されて、ある程度は授業に出て、レポートやテストをこなし、4年で卒業して、就職を決めないといけません。
自由の定義からは、ちょっと外れるかなと。
大学生、社会人を経て、僕は今人生で初めて、本当の自由を得たという感覚があります。
一切の制約がないとは言いませんが。
今後の人生のかなりの部分を、自分の選択と行動によって決められるという実感があります。
今は札幌に住んでいますが、飽きたら大阪にも東京にも沖縄にも住めます。
節約生活を送っていますが、少し贅沢したいと思えば、日雇いバイトを増やして、欲しいものは手に入れればいい。
絶対に働きたくなければ、さらなる節約生活を送ることも可能。
勤務先の規定遵守や誰かに気を使う必要もないので、ブログで言いたいことを言える。
ムカつく奴がいたらTwitterとかで「うるせー、バーカ」と言っても無問題。
そして何よりも、明日7時前に起きることを強制されていない。
これこそが、真の自由!
真の自由を得るためには、手っ取り早く金です。
残念ながら金です。
とにかく金です。
金を誰か(会社も含めて)に依存しているようじゃ、自由から遠ざかってしまいます。
消費と自由は、トレードオフの関係。
自由になりたいなら、金を使ってはいけません。
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