じゃあどうするか?を考えないといけない

先日、NHKでいじめ問題の番組をやっていました。
僕はいじめ問題に興味があるので、この番組を見ていました。
でも正直がっかり。
イジメっ子・教師・学校・教育委員会・教育制度の批判、そしてこんな風に対応して欲しい、こんな風に変えてほしいという内容が多かったからです。
この番組は、有識者に向けてではありません。
夏休み明け直前、いじめで悩んでいる子どもたちへの番組。
子どもの自殺が一番増えるのは、夏休み明けというデータがあるので、この時期に放送したのでしょう。
そんないじめで悩んでいる人に対しての番組ならば。
残念ながら、いじめる奴はおる、教師や学校も頼りにならんかもしれへん。
じゃあそんな時に、いじめられている人は、どうすればいいんや?どうすれば少しでも楽になれるんや?自殺を避けられるんや?という点に焦点を当ててほしかった。
そして具体的な提案を考えてほしかった。
それなりに高尚な話ではあったかもしれませんが。
この内容では、居酒屋でいつも同じ愚痴を言ってるサラリーマンと変わりません。
同僚が悪い、上司が悪い、会社が悪い、政治が悪い。
こうすれば良くなるのに・・・と毎度毎度同じ話をする。
それが楽しいなら、一生やってればいいでしょう。
でも相手を愚痴っているだけでは、何も変わりません。
同僚、上司、会社、どれもろくでもないけど、もうしゃーない。
それを認めた上で、自分としてはどうするのか?
闘うのか?逃げるのか?やり過ごすのか?別の楽しみを見出すのか?を考えていかないといけない。
僕は基本周りの環境には、恵まれていたほうだとは思っています。
ただそれでも、新しい業務になったときには、もう少し周りが丁寧に教える環境になればと、不満を持っていました。
そしたら少しは安心して働けるのに・・・と。
しかし、システムなどまあ変わりません。
もうちょっと丁寧に教えてくれと言っても、キレられるだけ。
だからそんなことに期待せずに、お金を貯めてセミリタイアする方法を選びました。
いつまでも愚痴っているより、よほど生産的で、ポジティブな解決法だったと思います。
現実を受け入れた上で、じゃあ自分はどうするのか?を考え、行動していく。
いじめも仕事の悩みも、この姿勢が大事かなと思った出来事でした。
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