2018年9月17日現在 悪質コメント対策の経過報告

悪質コメント対策の経過報告です。
前回記事で、違法・有害情報相談センターに相談して、返ってきたメールの刑事・民事対応のポイントをまとめました。
いきなり警察に相談に行くのは抵抗があったので、まずは民事を検討しました。
訴えるためには相手の住所・氏名を知る必要がありますが、匿名で書かれているので分かりません。
相手を確定させるために、以下の流れで進めていきます。
①サイト管理者に、IPアドレスを請求
↓
②判明したIPアドレスから、プロバイダを確認
↓
③プロバイダに、住所・氏名等を請求
↓
④判明した相手方を訴える
①についていきなり請求しても、相手方のプライバシーもあるので情報開示してくれない場合が多い。
国内の裁判所に訴訟を提起し、仮処分決定書を取得した上で請求する流れになります。
しかし、訴訟を提起と言っても、何をどうすればいいのか?全然分かりません。
ネットで調べても、弁護士事務所のホームページで、詳細は相談を的なものばかり。
違法・有害情報相談センターのメールにも、弁護士への相談と書いてあり、自分でやるのは一般的ではないっぽい。
そこで、裁判所に相談に行ってみました。
訴訟の流れや、書式等を詳しく聞くためです。
まず札幌簡易裁判所に行き内容を説明すると、簡易裁判所ではなく、地裁の保全係の担当であるとのこと。
札幌地裁保全係に行きました。
2人の方に対応いただきましたが、そんなにある相談じゃないらしく「う~ん・・・」みたいな反応。
「はい、こうだよ。それでこれが書式ね」的な、バチッとした回答はありません。
それでも少し調べてくれ、情報開示請求の仮処分について以下の通りの説明がありました。
・個人でもできないわけではないが、あまりやる人はいない
・特段の様式は決まっていない
・必要な記載もあるので確認を
・参考書は「民事保全の実務」を使っていた
・手数料として印紙2,000円と郵送代
・サイト管理者が海外の場合どうする?
弁護士に相談してやっていくのが一般的みたいで、弁護士相談を勧めるような雰囲気でした。
そんなに簡単じゃないのかもしれません。
ただ、費用・経験・ブログネタの意味でも、極力自力で訴訟をしてみたいと思います。
早速、勧められた以下の参考書を図書館で借りてきました。
最新版ではありませんでしたが、裁判所の職員さんが調べていた箇所は掲載されていました。
さて今後の予定です。
借りてきた参考書を読み込み、さらにネットでも書式や流れ等ももう少し調べてみます。
加えて、弁護士への無料相談や裁判所にも聞きながら、何とかいけるところまで自分でやる。
しかし無理な時は、弁護士への依頼も検討します。
見積もりを取って、費用が高額の場合は、クラウドファンディングで、みんなで巨悪をやっつけるストーリーを共有するのも面白いかもしれません。
経過は今後も随時報告します。
今後の訴訟に向けて、経緯をExcelファイルで記録しているので、掲載しておきます(ブログ掲載用に内容を省略したもの)。

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