プチ幸福を継続させていく

先日紹介した『ぼくたちは習慣で、できている。』(佐々木 典士 著)ですが、もう1箇所お伝えしたい部分があります。
幸福の財布には穴が空いている
幸福はお金とは違う。お金のように、過去に貯めた「幸福貯金」を、日々取り崩しながら今日の自己肯定感を補えるようなものではない。
その根拠として、オリンピックに出た選手や、アポロ計画の宇宙飛行士がうつになった例を挙げています。
また自身も、あれだけ前作が売れたにも関わらず、その後の仕事に手応えを感じられずに、自分を苛んでいた時期があるとのこと。
いくら一時的に大きな幸福を感じても、それだけでずっと幸福感を保つことは無理みたいです。
であれば、小さな幸せでも、継続的に感じることを目指すほうがいいですね。
僕は派遣会社に登録しているので、レギュラー派遣の案内メールが頻繁に来ます。
これに応募して、週5日、時給1,000円で8時間働ければ、月給は17~8万円程度。
今は月3万ぐらいなので、14万円以上収入が増えることになります。
平日は我慢して働き、空いた時間に遊びまくる。
月14万円もあれば、週1で風○に行って、さらに月1で旅行することもできるでしょう。
悪い話じゃないようにも思えます。
しかし、前述の幸福は貯金できない理論に当てはめて、やっぱりないですね。
我慢してガツンと楽しむよりも、些細なことでも継続して楽しんでいたほうが、トータルの幸福感は上がると思うからです。
いくら女の子と遊べても、旅行にガンガン行けても、それによって僕の平穏なセミリタイアライフが乱されては意味がありません。
仕事のプレッシャーやテンパリがない、朝好きなだけ寝ていられる、好きなことを言える、楽な服で過ごせる、自由時間がたっぷりある等々。
こんなプチ幸福を継続させていくことが、一番重要だと思っています。
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