逃げ道を確実に確保しておく

僕が仕事が死ぬほど辛かった原因として、逃げ道が無かった点が挙げられます。
与えられた仕事、やらかしたミス、起こってしまったトラブル。
決して時間が解決してくれる類のものではありません。
自分で考え、結論を出して、仕事をしないと、永遠に終わることはありません。
病気にでもならない限り、他の人が変わってくれることもありません。
金を積んでも無理。
加えて、もう嫌だと思っても、そんなに簡単に退職はできません。
1ヶ月は、そのまま働かないといけないでしょう。
現在進行系の問題があれば解決して、引き継ぎもして、キレイにしていく必要があります。
万が一バックレようものなら、100回ぐらい℡が来るでしょうし、シカトしてれば実家とかにも連絡がいくはずです。
この逃げ道がない状況は、本当に圧迫感がありました。
将来のことが、不安で不安で仕方ありませんでした。
公務員は安定しているとか言いますが、安定など感じることができませんでした。
一寸先は闇です。
で一方、今はちゃんと逃げ道が確保されている状況。
日雇いは、1回行って嫌ならもう行かなければいいだけの話。
最悪当日ブッチしても、そんな連中ばかりなので、大した問題になりません。
札幌移住だって、雪が無理とかなれば、すぐに引っ越すことが可能です。
120%あり得ませんが、暇な生活に耐えられなくなれば、また就職すればいいだけのこと。
退職よりも、就職のが何倍も楽なことは経験済みです。
逃げ道を確保しているので、将来に対する不安が全然ありません。
過度に後先考えずに、今この瞬間を思いっきり楽しむことができます。
まだまだ人生は長いので、色々な選択を迫られる場面も出てくるでしょう。
その時の判断材料が、逃げ道があるか?というポイントです。
一見良さげな選択肢でも、逃げ道が確保できない場合は即却下です。
逃げ道がある安心感こそが、良好なメンタルを保ち、大胆に好きなことに挑戦できるアグレッシブさにも繋がります。
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