現代社会の身分制度

どこかの国や過去とは違い、日本に身分制度は無くなったという建前。
しかし、現代社会にも明確な身分制度があるように感じます。
労働者と資本家。
男性と女性。
正社員と派遣社員。
日本人と外国人。
以上の差別もあるのかもしれませんが、僕が最も感じる身分制度は、労働者と消費者です。
労働者はお金を貰って仕事をしているんだから当たり前、と言われればそれまですが。
諸々差し引いても、消費者強すぎじゃないですか?
労働者は、不自然なぐらいニコニコして、声のトーンを上げて、丁寧。
アホ相手でも、冷静に対応。
理不尽なクレーマーに対しても、余程のことがない限り反抗することは許されません。
嵐が過ぎ去るのを、ひたすら待つのみです。
いくらエライ人でも、労働者である以上は、呪縛からは逃れられません。
以前、僕のエリート上司が、一回り年下のバカ女のクレームに頭を下げた瞬間に確信しました。
金、地位、容姿、学歴、年齢、能力・・・その他一切の事柄は関係ありません。
ただただ、労働者<<<<<<<<消費者なのです。
僕は、公務員から日雇い労働者に成り下がりました。
しかしどう考えでも、以前思っていた底辺感が今はありません。
週5労働者から週1労働者に変わって、消費者である割合が高まったからです。
申し訳ありませんが、身分が一気に上がって、特権階級になったというのが正直な感覚。
僕は別に、マウンティングをして、威張りたいという願望はありません。
しかしお金も貰っても、労働者として必要以上に虐げられるのは、まっぴらごめん。
顧客満足度、お客様サービスが云々と叫ばれる世の中。
違和感のある身分制度は、早々変わるとも思えません。
せっかく得られたこの特権階級。
決して手放すような愚かなことはしません。
消費者割合を、維持向上させていきます!
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