仕事での失敗にはもう少し優しくなれないか?

同じような失敗をしても、仕事とプライベートでは、前者の失敗のほうが咎められる気がします。
その理由としては、仕事はお金を貰ってやっているから、責任やプロフェッショナルが求められるというものでしょうか?
企業や役所が失敗した際には、こういった論調で厳しい対応になります。
まあ分かるんですよ。
お金を払っているのに、テキトーな仕事で不利益を被ったら、たまったものじゃない。
お金を貰ってやっている以上、より厳しい目が向けられるのは当たり前かもしれません。
ただ、こういう風には考えられないでしょうか?
大抵の仕事は、社会的に必要で誰かがやる必要があります。
世界全体で分業していて、自分にできないことを、誰かに代わりにやってもらっている状況です。
また、ほとんどの人は、生活のために仕事に就く必要があるわけで。
その中で、嫌なこと、苦手なことをやる場面も当然出てきます。
能力ギリギリ、時には能力以上のことを常に要求されるのが、仕事ってもの。
そんな時は、誰しもが知識不足、能力不足で、ミスって大失敗する可能性が高くなります。
そもそも単純に不運ってことも考えられます。
あと多いのが、組織の調整を図るうちに、グダグダな産物になってしまったもの。
単純に、その人だけのせいとも言い切れません。
確かにお金を貰っている、責任が伴うって事実もありますが。
一方では、誰かがやる必要があり、誰にでも失敗する可能性があるのが仕事です。
雪山で遭難したり、チャラ男と結婚して困窮するよりも、ずっとずっとみんなで助け合いたい気になりませんか?
そんな個人の好き勝手でしたことよりも、仕方ないという気持ちになりませんか?
程度問題で、超絶にテキトーな仕事、職権乱用については、厳しい対応になって当然。
しかし、それ以下の失敗、無知、段取りの悪さに関しては、社会全体で吸収&明日は我が身と考えて、もう少し寛容になれませんかね?
仕事での失敗やから仕方ないか・・・みたいに。
特に、人手不足が叫ばれる昨今では、「お客様は神様だ」ではなく「労働者は神様だ」という面が強くなっている。
お客様側としても、労働者が仕事しやすいように気を遣う、助け合っていく、労働者ファーストが広まってほしいと思います。
その一翼を担えるよう、超微力ながらブログで情報発信していきます!
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