福岡vs札幌

6月に札幌に移住して、早いものでもう半年近くなりました。
まだ冬の寒さ、雪は未経験の状態ですが。
以前住んでいた福岡と札幌を比べると、僕は福岡を推します。
住んでみて思ったのは、福岡と札幌は結構似ている。
中心部の都会度、人の多さ、利便性などソックリ。
街中にいると、まだ福岡にいるような錯覚を受けます。
家賃やその他の物価も全体的に安めで、共に暮らしやすさを感じます。
食べ物はイオンとかで買っているだけなので、どちらが美味しいとかは特に感じません。
三重、横浜、福岡、札幌全部同じ。
では一番の違いは何かと言うと、街全体の元気度。
福岡のほうが、元気な印象。
確かに、中心部は同じような感じですが、市内の郊外に行くと違いを感じます。
福岡市では郊外に行っても、再開発が進んでいたり、新築のマンションがばんばん建っています。
札幌はそれほどでもなく、場所によっては若干寂れた印象を受けます。
統計的にも、人口増加率が福岡は札幌の3倍。
街の勢いの差で、僕的には福岡が好きです。
今後の本格的な冬を経験したら、まだ差が広がるかもしれません。
じゃあ移住なんかせずに、福岡に住んでおけば良かったのかと言うと。
話はそう単純ではありません。
確かに福岡vs札幌だと、普通に福岡の勝ち。
しかし、10年住んだ福岡vs初めての札幌で比較すると、札幌の圧勝です。
福岡に住んでいると、変わり映えのしない毎日ですが。
札幌移住2週間ぐらいは毎日が旅行、その後も緩やかな旅行状態。
八百屋の前を通っても、ジャガイモの品種がやたら多かったり、見慣れないフルーツが売っていたり。
街中の信号は雪対策か縦、冬に乗れないので原付きの数が極めて少なかったり。
住宅が保温性に優れていて、最高気温10度の日でも室温が15度ぐらいあって、ストーブなしで過ごせたり。
清水宏保や森本稀哲がニュースのコメンテーターをするなど、やたら幅を効かせていたり。
こんな小さな発見を含めて、ただ旅行に行くだけでは見えてこない、移住ならでは楽しさ・醍醐味があります。
札幌の周辺地区にはまだあまり行ってないので、北海道をまわったりして、ネタ切れ感はありません。
なので今後も、セミリタイア生活の中核を占めるのが移住。
事前のリサーチ、準備も含めて、1回やって完全にハマりました。
定住の便利さ、安心感よりも、それを捨てて飛び出すワクワク感のほうが、完全に勝りますね。
なんやかんや20万円ぐらいかかるので、旅行4・5回分に相当しますが、5回の旅行よりも1回の移住。
大阪、那覇、立川、仙台、広島、新潟、松山、名古屋、長野、関東もう1箇所、関西もう1箇所、ソウル・・・
残り10都市ぐらいは住みたいですね。
当然何のしがらみもないので、移住費さえ工面できれば、いつでも好きな場所に住める。
移住の楽しみがある以上、僕のセミリタイア生活は安泰です!
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