資産運用で意識していること

僕は社会人2年目から資産運用を始めて、約9年になります。
9年間資産運用をする中で、1つ意識していることがあります。
それは、資産運用において大事なのは、大成功することではなく、失敗しないこと。
資産運用が他の分野と決定的に違うのは、何もしなくても平均を取ることができる点。
みなさんご存知、インデックス運用で、市場の平均値を享受できます。
個人の資産運用レベルにおいて、過去の年5%ぐらいの市場平均値を得られれば、もう十分成功と言えるでしょう。
でも何もしなければ成功を収められる可能性が高いのに、大成功を目指して失敗する人が跡を絶ちません。
FXやデイトレード、仮想通貨、個別株への集中投資で、資金を溶かす人がその典型ですね。
ぶっちゃけ、ちょ~~~~ダサくないですか?
だいたいの分野において、(大)成功を目指して頑張らないと、平均的な成果すらも得られません。
だから安定を目指していても、時には挑戦だってしないといけないし、失敗することも出てくるでしょう。
現状維持は衰退とか、本当の失敗は挑戦しないことだとも言われます。
しかし、資産運用を同じように捉えてはいけません。
だって何もしなくても、大抵の人には十分すぎるリターンが得られるんですから。
資産運用で一番やってはいけないのは、余計なことをしてリターンを下げることです。
金に目がくらんだ結果、わざわざ時間と労力を無駄にして、さらに金を失う。
可愛い人と結婚できて、特に何もしなければ楽しい生活を送ることができる。
それなのに、成功確率の低い美女にアタックして、それがバレて十分可愛い奥さんに離婚されるみたいな感じでしょうか?
それが男のロマンと言われれば、それまでですが。
まあバカですよね・・・
市場は甘い誘惑で溢れていますが、僕は失敗しないために意識的に距離を取る。
相場の状況に左右されずに、ただただポートフォリオの堅持に努めます。
タイミングを読んで、投資することはしません。
儲かったなどという話には、耳を貸しません。
仮想通貨とか米国株とか高配当株とか、そんなトレンドには乗らずに、世界中に分散された株、債券、不動産を投資対象とします。
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