ねんきんネットを使ってみた

以前からやろうと思っていた、ねんきんネットを先日初めて使ってみました。
結構面白かったので、紹介します。
ねんきんネットとは、ネット上で自分の年金情報を確認できるサービスです。
利用にあたっては、ユーザーID発行申し込みが必要。
ねんきんネットのHP上から申込みできて、基礎年金番号、名前、生年月日、住所等を入力します。
入力情報と年金機構の情報が合致すれば、ねんきんネットログインのためのIDが郵送されます。
僕の場合は、4日後に届きました。
ねんきんネットでは、各月の年金記録、これまでの加入実績に応じた年金情報、これまでの保険料納付額等を確認することができます。
僕の場合、大学生の20歳~就職までの国民年金、公務員だった時の公務員共済、退職後の国民年金がしっかりと記録されており、安心しました。
今年の2・3月分については、情報提供がまだみたいで反映されていません。
平成30年3月20日時点での記録は、下記の通りでした。
年金見込額は、年額495,208円。
保険料納付総額は、4,066,731円。
これらがネットで簡単に確認できます。




そして面白かったのが、年金見込額試算です。
この機能では、現在の職業・年収が続く簡単な試算だけじゃなく、職業や収入を変えて色々なパターンで試算できます。
つまり○○歳まで働いて、セミリタイアしてみたいな条件でも計算可能。
これで、今までの納付記録と今後の納付に応じた、将来の年金見込額を計算してくれます。
ちなみに僕の場合は、今からずっと国民年金+付加保険料の予定なので、それで試算してみました。

月額7万円・・・
あれ?少ないな・・・と思ったら。
共済組合の加入期間は、反映されないみたいです。
つまり国民年金の月あたり支給額約6.5万円に、付加年金分がプラスされているだけ。
冒頭のこれまでの加入実績に応じた、厚生(共済)年金見込額は、年額246,807円となっていました。
月あたりにすると、246,807÷12=20,567円。
国民年金のみでは月額70,091円だったので、
70,091円+20,567円=90,658円が、現在のところの見込額。
月あたり約9万円が、65歳から支給される予定になっています。
年金制度は改悪傾向で、少子高齢化の現状を鑑みると、支給年齢が遅くなったり、金額が下がることは十分にあり得ます。
でも、現状を正確に把握することは極めて重要。
特にセミリタイアを目指している方にとっては、計画を立てるために必須と言っていいでしょう。
ID申請は、5分でできますし、詳しい試算もできるので、おススメです。
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