セミリタイアは時代に逆行?

僕がブログを初めて7年弱。
この間に、セミリタイアブログが増えたなと感じています。
交流させていただく機会も増えて、少しずつではありますが、セミリタイアが浸透している気になっていました。
しかし、ネットで自分に都合のいい情報ばかり取り入れていただけ。
むしろ、セミリタイアは時代に逆行しているのではないでしょうか?
よく老後不安の話になると、決まって「長く働けばいい」という解決策になります。
長く働けば収入も増え、社会との繋がりもできて張り合いがある、認知症予防にもいい。
万事ハッピーみたいに言いますが、そんな長く働いてしんどくないか?と。
労働の辛さを、過小評価しているとしか思えません。
5年も10年も長く働くなんて、考えただけで吐きそう。
いやでも、世間的には上記理由により、なるべく長く働くのがトレンド。
前職でも、60歳定年後に、大半の方が再雇用で働いていました。
もちろん本人がそれがいいと判断して、納得の上で働いている。
今後は、65歳や70歳まで定年が伸びたり、生涯現役みたいな考え方が一般的になっていくんでしょう。
社会的にも、それが当たり前のライフスタイルへとシフトしていく。
僕みたいな仕事のできない人にとって、悲劇以外の何ものでもありません。
つまりは、仕事ができないという1つの特徴のせいで、生涯ダメ人間扱いを受ける。
寿命が伸びるのは、本来喜ぶべきことですが、これではただただ苦行期間が長くなるだけです。
何も対策を講じずに、社会の流れに身を任せていれば、一生働くことになる時代。
だからこそ、セミリタイアについて情報発信することに意味があると思い、ブログで一石を投じ続けます。
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